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あしあと

    令和2年度分の行政評価の結果を公表します

    • [更新日:
    • ID:5867

    行政評価とは

    行政評価とは、行政の行っているさまざまな仕事をより効果のある方法へと改善するとともに、今後の予算編成・組織管理・企画・計画の改定などに反映させる取り組みです。

    目標を明確にして客観的な評価を行うことで、住民ニーズに対応したより良いサービスを効果的・効率的に提供することができ、その評価結果に基づく改善を次年度以降の計画、事業に反映させていきます。

    行政評価の目的

    阿久比町では、次に掲げる3つの目的に重点を置いて行政評価を行っています。

    (1)施策、事務事業の改善・改革

    担当職員の客観的な評価による改善・改革の提案と、事務事業の組み合わせとしての施策の方向性を明確にすることで計画・実施・評価・改善へつなげていきます。

    (2)職員の意識改革と政策形成能力の向上

    それぞれの事業を目的から見直します。評価することにより、目的意識、成果意識、コスト意識といった職員の意識改革を図り、また評価システムを継続的に運用することにより、職員の政策形成能力の向上を図ります。

    (3)住民への説明責任

    行政サービスを提供したことにより住民がどれだけ満足したかという成果の概念と、人件費を含めたコストと成果の関係を評価し、改善・改革を検討します。この結果を住民に公表することで、行政としての説明責任を果たしていきます。

    行政評価の取り組み

    自分たちの仕事を今まで以上によく知り、より良い事務事業にしていくという前向きな取り組みにより、職員自らが考え、それぞれの仕事を見つめ直し、より良い行政に変えていくことを目指します。

    行政評価は、まず担当者と綿密なヒアリングを行った所管する課長が行う「所管課評価」を経て、町幹部が行う「最終評価」の2段階で行いました。2段階の評価をすることにより、課題や改善すべき点を洗い出し、各施策の目指すところを明確にし、現状を客観的に分析することで、施策の今後の方向性を明示します。

    評価対象事務事業数

    令和2年度分として、167の事務事業評価を実施しました。

    今回示された今後の方向性の内訳と結果は、次の通りです。

    今後の方向性の判断件数

    今後の方向性

    内容

    件数

    拡充

    投入量(人・予算など)を増加し、事業を拡大もしくは重点化して実施することで、さらに大きな成果を上げる事業。

    10

    改善

    投入量(人・予算など)はそのままで、事業手法などを見直すことにより、有効性や効率性などの改善を図る事業。

    93

    現状維持

    投入量(人・予算など)と事業手法はそのままで、現在の成果を維持する事業。

    61

    縮小

    投入量(人・予算など)を削減し、効率性を高める事業。社会環境変化等の行政需要に照らし、事業の縮小がやむを得ないと判断される事業。

    1

    事業主体変更

    事業を民間や住民団体などへ委託したほうが、効率的に実施することができる事業。

    0

    事業統合

    類似の目的や手法を持つ他の事務事業などと統合することにより、事業費の削減や効率化が図られる事業。

    0

    休止

    ある一定の条件がそろうまで、その活動を一時的にやめる事業。

    0

    終了

    事業の予定期間が到来し完了となる事業。事業目的を達成したため終了する事業。

    2

    合計

    167

    今後の方向性のうち、「拡充」、「縮小」、「終了」とされた事務事業は、次のとおりです。

    【拡充】
    事務事業名評価者のコメント 担当課
    土木施設の調査、設計および施工事業道路や橋梁等のインフラ整備は、円滑な交通の確保や歩行者の安全確保のために継続的に実施していく必要がある。今後、県により整備が予定されている都市計画道路名古屋半田線の進捗に合わせて、接続する町道の整備を進め、新半田病院建設に伴う暫定道路の整備についても、関係機関と協議しながら整備を進める必要がある。 建設環境課
    道路橋梁の維持管理事業道路・橋梁の維持管理は重要であり、道路瑕疵による事故を防止するため老朽化対策に積極的に取り組む必要がある。 建設環境課
    公園緑地事業民間開発による公園数増加と既存公園の遊具の老朽化対策のため、維持管理費は増加しており、遊具やトイレの更新を含め計画的な改修と適切な維持管理に努める必要がある。また、一人当たりの公園面積を確保するため、新たな公園を設置する必要があり、そのためには担当者のスキルアップが必要である。 建設環境課
    災害対策事業「いのちを守るまちづくり」のため、災害対策本部業務の初動体制の行動指針(FMB)の作成と、GISを活用したシステムを構築する。また、防災マップを刷新して全戸配布し、安全・安心のまちづくりを一層推進する。 防災交通課
    交通安全対策事業「歩行者優先のまち」を宣言し、歩行者優先の原則を訴え、交通安全条例を根拠として町内の交通事故の減少に向けた施策を推進する。併せて、自転車が原因となる交通事故防止の啓発、損害賠償保険への加入促進および自転車乗車用ヘルメットの利用促進を図る。 防災交通課
    交通安全施設整備事業交通安全施設の老朽化や、路面表示の摩耗による消失が進行しているため、危険度の優先順位を付け効率的な修繕・改修を行う。また、「歩行者優先のまち」として、未就学児が日常的に移動する経路および通学路の事故防止や、生活道路の交通安全の確保に取り組む必要がある。 防災交通課
    放課後児童健全育成事業学校選択制の影響により、げんきっズ英比の受入が定員超過する心配がある。指導員の待遇改善の要望などもあり、国補助金の加算などが利用できるよう、拡充が必要。 子育て支援課
    小・中学校環境整備事業(施設整備等)これまで、各学校の普通教室の空調工事や教室棟のトイレ改修工事(洋式化)を行ってきた。学校施設は、建設から50年近くが経過しており、修繕・改修が必要となる箇所が増加している。各学校の現状を把握し、計画的に修繕・改修工事を行っていく。また、阿久比中学校の生徒増に伴う校舎増築を、令和5年3月完成を目指し、準備を進める。 学校教育課
    小・中学校環境整備事業(備品購入等)児童数増加に伴う学校選択制により、英比小学校と東部小学校の両校における備品整備が必要である。また、生徒増加による中学校校舎増築に伴い、令和5年3月までに机や椅子などの備品を整備していく必要がある。
    学校教育課
    スポーツ村管理運営事業阿久比スポーツ村は、知多半島で数少ない硬式野球場や全天候型トラックを備えた陸上競技場として、町内外からの利用があるため、長寿命化のため計画的な修繕や、大規模な改修が必要である。また、購入したスポーツ医・科学研究所の再利用方法を、他の部署の意見を取り入れながら検討していく。 社会教育課
    【縮小】
    事務事業名評価者のコメント担当課
    婚活応援事業開催方法の見直しとともに、婚活イベント以外の新たな少子化対策を検討する。政策協働課
    【終了】
    事務事業名評価者のコメント担当課
    新学校給食センター建設事業最新の学校給食衛生管理基準に対応した、新学校給食センター建設事業を予定どおり令和2年7月末に完了し、8月24日に供用開始することができた。学校教育課
    総合計画策定事業令和2年度に総合計画審議会の答申と町議会の議決を得て第6次阿久比町総合計画を策定した。政策協働課

    令和2年度分行政評価 最終評価一覧

    施策の目標、方向性の判断理由・課題や改善すべき点、今後の方向性などについては、以下のファイルをご覧ください。

    また、事務事業評価シートは政策協働課の窓口で公表しています。

    令和2年度分行政評価(総合計画掲載順)

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    お問い合わせ

    阿久比町役場総務部政策協働課企画政策係

    電話: 0569-48-1111 内線1310・1311  ファックス: 0569-48-0229

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