2014.01.01
広報あぐい トップ » その他(2)
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| 笑顔には大きな徳が待っている | 土佐 昌子 |
|---|---|
| 道徳の時間素直な椅子机 | 板橋 柳子 |
| 陰で積む徳へ咲く日は考えぬ | 赤星 陽子 |
| 教育の森 道徳の木が足りぬ | 佐々木孝子 |
| 人生のねばり育てた徳俵 | 冨田 末男 |
| 強敵に心のマグマ取り戻す | 畠田 滋矩 |
| 千人の敵より強い妻の支持 | 丸山 重司 |
| 強い筈 彼は地獄を二度も見た | 田中 豊 |
| 女ひとり千歳の坂で強くなる | 袴田 華 |
| 横槍も脅しも動じない拳 | 岡町 信子 |
| 靴底を減らし仕事の鬼になる | 田中百合子 |
| 賃仕事 情のほつれも縫い込んで | 杉本 憩舟 |
| 一行に命を託す仕事欄 | 大畑いつ子 |
| 全力を出すと仕事も弾み出す | 冨田 末男 |
| 汚染水と戦う命ありがとう | 岡戸 君江 |
| 祝い膳 箸が横向く病み上り | 岡崎穂多留 |
| 賃上げをひたすら願う蟻の群れ | 岡戸 君江 |
| 思い切り声上げてみる 生きている | 畠田 滋矩 |
| 父の愛 上げる拳が泣いている | 本間 作郎 |
| 抱き上げてこんなに軽い母と知る | 丸山 重司 |
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| 日輪のうすうすありて初時雨 | 岡戸 隆明 |
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| 抱きし子の目敏く指しぬ返り花 | 溝ロスミ子 |
| 丸窓の峠の茶屋に初時雨 | 下内のぶゆき |
| 初時雨池面に残る青き空 | 安井まこと |
| 返り花宇治十帖の隠れ里 | 北中 祥子 |
| 千体の身代り地蔵初時雨 | 菅原ルリ子 |
| 高行ける雲の色なる返り花 | 新美 京子 |
| 初時雨舗道に映る赤信号 | 赤津 千城 |
| 初時雨テトラポッドのはぐれ鳥 | 前田 泰男 |
| なつかしき人に逢ひけり返り花 | 深谷 靖 |
| 庭石を静かに濡らす初時雨 | 新美 弘子 |
| 蹲をひそと濡らして初時雨 | 豊田 定男 |
| 初時雨泣きべそ孫の帰りたる | 井本 庄一 |
| 色づける古都の大路や初しぐれ | 名倉 英二 |
| 今もなほ他愛なき夢帰り花 | 森 禎史 |
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