これまでの感謝と これからの夢と希望を
− 2分の1成人式開催 −

『世界中のこどもたちが』を大合唱
プロジェクトの総合的な学習研究部会から提言された「2分の1成人式」を2月24日、エスペランス丸山で開きました。東部、英比、草木、南部の小学校でそれぞれ2分の1成人式を行い、今回の式は最終のまとめとして、4校の4年生240人が集いました。
2分の1成人式は、町内小学校4年生の総合的な学習の統一単元です。4年生は10歳になる年です。成人(20歳)を迎える半分に達したところで、これまでの自分を振り返り、お世話になった皆さんに感謝の気持ちを持ったり、将来の自分の生き方について考えたりする機会にしようというものです。

交流会の部で行われたアトラクション
今年で2回目となる式の進行は、英比小学校児童が企画しました。2部構成に分け、1部で式典、2部では交流会の部を設けました。
式典には本番さながら、多くの来賓に出席してもらえました。町長が「2分の1成人おめでとう。社会のルールとして人を思いやることが大切です。元気な阿久比っ子として立派に成長してください」と祝辞、1月に成人式を終えた仁科暁美さんからは「社会に出ると漢字の読み書きが大切です。先を見据えて、国語の勉強をしっかりしてください」とメッセージが子どもたちに贈られました。

学習発表を行う子どもたち
各学校で取り組んだグループ学習の発表では、子どもたちが堂々と自分たちの“夢”などを語りました。「ここに集まった私たちには夢がある。夢に向かって努力します」。力強い言葉が会場に響き渡っていました。
2部の交流会では、詩の朗読や歌をそれぞれの学校が披露したり、ゲームを楽しんだりして、親睦を深めました。
子どもたちは2年後に同じメンバーで阿久比中学校に入学します。そして10年後には20歳の成人式を迎えます。一貫教育プロジェクトの成果を期待したいと思います。 |