夏バテを防ごう
暑い夏、皆さんは食欲がなくなったり、体がだるく感じたりしていませんか。夏バテも日ごろの生活習慣を見直せばある程度予防ができます。
食 事
夏でもバランスのよい食事を取ることが大切です。特に次のようなポイントに注意してみましょう。
(1) ビタミンB1、タンパク質をしっかり取る。
- 暑いと「そうめん」など、あっさりとした食事を取ってしまいます。「○○だけ」という食事は、どうしても炭水化物に偏りがちとなりますので、タンパク質も忘れずに取りましょう。
- ビタミンB1は、エネルギーの代謝をスムーズにし、疲労物質を燃焼させます。夏バテ防止の強い味方です。
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☆ビタミンB1が含まれている食品 |
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豚肉、ウナギ、カツオ、玄米、大豆、ごま、昆布、モロヘイヤなど。 |
☆タンパク質が含まれている食品 |
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肉、魚、卵、大豆製品、牛乳など。 |
- (2) 胃腸を冷やし過ぎないようにする。
- 1品は温かい料理を用意しましょう。また、1日中冷えた飲み物ばかりをガブガブ飲まないようにし、水分は、1度にたくさんでなく、小まめに補給してください。
- 糖分が多い飲み物や菓子は、血糖値を上げて、食欲をなくす原因にもなり、ほかの大切な食品を十分取れないことになります。糖分が多い飲み物や菓子の取り過ぎに注意しましょう。
- (3) なるべく決められた時間に、1日3食食べる。
- 規則正しい生活は、夏バテ防止の第一歩です。
質のよい睡眠
身体にも心にも活力を与えてくれる睡眠は、夏バテ防止の切り札です。夏の夜には、次のことを工夫しましょう。
(1) |
クーラーを使用する場合は、28度を目安にしましょう。オフタイマーや除湿機能も上手に利用しましょう。 |
(2) |
クーラーを弱めにして、扇風機と併用するのもよいでしょう。直接体に風が当たらないようクーラーの風向きを天井に向け、扇風機は首ふり機能を利用しましょう。 |
(3) |
入浴は、シャワーだけより、ぬるめの風呂にゆったり入る方が、ほてった体を冷まし、気分もリラックスできます。 |
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