2023.02.01
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健康の維持は毎日の運動から。継続して体を動かすことが大切です。ここでは、自宅でできる簡単な体操を月1回紹介します。皆さんの健康維持や介護予防に役立ててください。
転倒による骨折やけがを予防するため、立っている時のバランスを保つ筋力を鍛えましょう。片足立ちになった時には、股関節の横にある中殿筋が働きます。この筋力が弱くなると片足でバランスを保てないため、歩幅も狭くなり転倒しやすくなります。
椅子や手すりに軽くつかまり、片足をゆっくり真横に広げます。「1・2・3・4」と数えながら広げ、5秒止めてゆっくり戻します。背筋を伸ばし、足が前に出ないように注意しましょう。
横向きで寝たまま片足をゆっくり真上に上げます。「1・2・3・4」と数えながら上げ、5秒止めてゆっくり戻します。足が前に出ないように注意しましょう。
要介護になる原因として「骨折・転倒」は13.0パーセント、「関節疾患」は11.0パーセントで一定の割合を占めています(令和3年度高齢社会白書より)。中殿筋を鍛えることで、転倒予防だけでなく、股関節や膝関節にかかる負担を減らすことができます。介護予防のためにも中殿筋を鍛えることを心掛けましょう。
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