一般質問 町政を問う > 久保 秋男 議員
(済和会)
予算編成
重点施策の取捨選択
コロナ禍で景気後退の急激な変化により、財政は厳しい状況と推測する。
… 総務部長
… 民生部長
… 建設経済部長
… 教育部長
- 予算編成の骨格。
新型コロナウイルス感染症の影響による町税収入の減少、社会保障関係経費の増加、公共施設等の老朽化等により財政状況が厳しい中、経費の見直し、事業の取捨選択等、限られた予算を効率的に配分し編成。
- 重視した施策。
新型コロナウイルス感染症対策
• タッチレス消毒器等の購入
• 町立幼・保育園の自動水栓の整備等災害対策
• 災害対策本部行動指針
• 新しい防災マップの作成交通安全対策
• 道路舗装不良の改善
• 「歩行者優先のまち宣言」健康寿命を守る対策
• スポーツ医・科学研究所を購入等「いのちを守るまちづくり」に主眼を置いて編成した。
- 健全な財政運営。
財政調整基金の取り崩し、地方債の発行をおさえ、引き続き効率的な行政運営に努め、収支均衡を図っていく。
- 子育て支援、社会保障、福祉医療等は地方負担が今後大幅増と予測。
子育て支援の保育給付は、当分横ばいで推移すると見ている。
社会保障、福祉医療は、高齢化の進行、医療の高度化等、給付の増加が見込まれるが、各種の健康増進施策を推進し、適正な給付確保と負担のバランスを考慮し、適切な事業運営に努る。
老朽施設の長寿命化を図ることが今後の課題。- 行政改革。
ICT技術を活用した定型業務の効率化、デジタル化を効果的に進め、住民サービスの向上を図る。
- 学力向上体制。
GIGAスクール構想を進めるため、ICT支援業務を充実。
児童生徒数の増加への対応は、特別支援教育指導員と小学校教育カウンセラーを一人ずつ増員し、英語指導助手は派遣日数を増加した。- 地域経済活性化。
新型コロナウイルス感染症の影響で、中小企業者が融資を受けた時の信用保証料の補助を、令和3年度も継続実施。
令和元年度のプレミアム付商品券事業・令和2年度のクーポン券事業は予定していない。クーポン券事業の効果を検証し必要と判断すれば補正予算で対応を検討。
ワクチン接種
個別接種で実施
新型コロナウイルス感染症がいまだ収束の兆しが見えない中、リスクの高い人々に接種することが喫緊の課題。
- 医療機関との連携。
町医師団代表を始め、町内の医療機関と協議を行い、連携のうえで準備を進めている。
- 接種計画。
町内医療機関に実施したアンケートの結果を基に、町内医療機関での接種能力を勘案し、医師と協議のうえ、個別接種で実施すると決定した。
- ワクチン輸送・分配。
空輸により運ばれたワクチンを国内の冷凍倉庫に移送し、そこから町に冷凍の状態で配送される。
町は、冷凍庫にてワクチンを保管し、各医療機関へは、週2回程度、保冷バックで届ける。
分配は、ワクチン管理システムV-SYSにより一元管理され、町の必要量に対し、国からの供給量を踏まえて、県が本町への配分を決定。
町は、各医療機関の必要量に合わせて配分。
- 対象者への通知。
高齢者へのクーポン発送は、4月中旬頃をめどとし、合わせて予約の受付が開始できるのではないかと考えられる。
決定次第、速やかに町広報、ホームページ等でお知らせする。
現在、医療従事者等への先行接種が開始されている。
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