一般質問 町政を問う > 山本 恭久 議員
(黎生の会)
虫供養の継承と運営
図書館を保管場所として提供
県の無形民俗文化財の「阿久比谷虫供養」は歴史ある伝統行事。
この伝統行事を後世に伝えていくため運営の在り方を見直していく必要がある。町の見解。
- 高岡地区の脱退に対して。
- 【教育部長】高岡地区が脱会されたことは大変驚いており、次に続く地区がでるのではないかと危惧している。
- 開催場所。
- 【教育部長】従来どおり、当番地区の持ち回りで行っていただき、町指定文化財の掛軸12幅は、図書館を保管場所として提供する。
- 人の確保。
- 【教育部長】当番地区をはじめ保存会12地区で虫供養行事を支えていただきたい。
- 資金(補助金)。
- 【教育部長】町指定文化財の掛軸12幅に毎年補助金を交付している。
掛軸の修理が必要なときは、予算の範囲内で補助金を交付。 - 文化財指定行事の保護と継承という観点から考える行政の関わり方。
- 【教育部長】現保存会12地区の方々が、この歴史と伝統のある虫供養行事を存続していただけるようお願いしたい。

療育支援体制の現状と展望
療育支援の向上
児童支援事業所「てくてく」が開設され半年が経過。
今後は、幼保から小中学校へと、さらに支援の場が求められる。
- 児童発達支援事業所「てくてく」の運営状況と体制。
- 【民生部長】英比保育園内に「てくてく」を開所したことで保育・療育のバリアフリー化が築かれている。また、職員及び専門職の配置については、手厚い職員体制をとっている。
- 事業所が出来て一番変わったこと。
- 【民生部長】ひとり一人の子どもたちに対する療育支援の向上が図られた。
- 事業所の次なる目標。
- 【民生部長】保護者支援の充実を図りたいと考える。
- 療育支援を受ける2歳児の保育料無償化。
- 【民生部長】町の単独補助事業として、2歳児の無償化は考えていない。
- 小・中学校への接続方法。
- 【民生部長】個別のサポートファイルを保護者と共に作成し、小中学校へ繋いでいる。
- 小・中学校の療育支援体制。
- 【教育部長】特別支援教育指導員を2人配置し、幼保小中を巡回し相談に応じている。
また、すべての個別な配慮を要する児童・生徒のために、各小中学校に学校支援員を配置。
特別支援学校及び特別支援学級への就学・入級指導の適性を期することを目的とし、阿久比町教育支援委員会を毎年実施している。 - 放課後等デイサービスの体制と利用状況。
- 【教育部長】令和2年1月現在、本町の児童が利用している事業所は、町内の4か所と町外の19か所で利用者数は64人。
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