第185号 令和2年5月1日発行

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竹内 強 議員(日本共産党)

竹内 強 議員

町道矢高横川線信号機設置安全な通学路を

要望は継続、通学路の検討

 マスコミで大きく報道された宮津地区の現在通行止めになっている道路交差点の信号機設置はどうなっているのか。
 町は拡張改良の計画段階でどのように関わってきたか。
 【建設経済部長】主に許認可に関わる事務のサポートである。
 区画整理組合からいつ町へ移管されたのか、この時点で信号機設置の要望は県に出しているか。
 【建設経済部長】平成26年5月に町へ帰属されているがその時点で信号機設置の要望はしていない。
 信号機設置の要望を最初に出したのはいつ。
 【建設経済部長】平成31年3月5日で、半田警察署に要望している。
 信号機が付けられない理由についての町の見解。
 【建設経済部長】平成31年4月に警察から条件を満たさないため難しいと連絡を受けた。町としては今後も信号機設置要望を継続していく。
 町長は3月末までに決断すると言っているが、その内容。
 【建設経済部長】現状維持で開通せず信号機設置要望を継続するか、追加の安全対策を講じ開通させるかのいずれかを考えている。
 どんな決断がされようとも信号機設置の要望は県に出し続けるべきだと思うが町の考え。
 【建設経済部長】信号機設置要望は引き続き行っていく。
 どの道を通って通学するかは生徒の判断に任されるのか。
 【教育部長】通学路は、通学団を定め道路や交通状況を考慮して、学校が決めている。
 通学路を学校が決定するのであれば、安全性の確保に責任を負う必要がある。
 【教育部長】通学路の安全確保は、道路管理者等の関係機関に要望を行ない、最善な通学路を決めている。
 問題となっている交差点を利用する児童・生徒は、令和2年4月からそれぞれ何人。
 【教育部長】小学生では、道路が開通し交差点が変更になれば、オアシス大橋東交差点の信号を渡る通学路に変更し、0人になる。
 中学生では、現状は約165人になるが、交差点が変更になれば、通学路の変更を検討する。
 このうち、中学生の自転車通学は何人。
 【教育部長】自転車通学は約125人になる。
 さらに6年後の人数。
 【教育部長】徒歩通学は、約50人。自転車通学は約400人になると予測する。
 現在のままの通学路でオアシス大橋を渡る生徒は、6年後何人。
 【教育部長】陽なたの丘、宮津山田、宮津団地に、横松、萩、宮津の生徒を加えると約590人になると予測。
 このままの状態で推移した時、役場南東交差点付近の渋滞をどのように考えるか。
 【教育部長】通学路の変更等は教育委員会と協議する。渋滞対策は県にお願いしていく。

保育士募集

任用職員で補充確保

 新聞の報道では「昨年4月から3度特殊な採用形態で募集をしたが一人も応募がなかった」とあった。この特殊な採用形態とはどんなことか。
 【総務部長】「特定の採用形態」とは、あらかじめ任期を定めて採用する「任期付職員」。任期は一年で、勤務成績と本人の同意を基に、採用した日から三年を超えない範囲で任期を更新できる。
 令和2年度も0歳、1歳児の入園規定は両親二人とも社会保険加入が条件。その理由は保育士不足と説明してきたが、この募集方法で本当に解消できるのか。
 【総務部長】1回目と2回目の採用試験で任期の定めのない通常の保育士は計画人数を確保した。補充できなかった任期付保育士分は、再任用職員と会計年度任用職員で対応する。

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