一般質問 町政を問う > 山本 恭久 議員
(済々会)
問 可燃ゴミ20%削減計画
答 環境審議会で検討
平成31年3月に、東部知多衛生組合(大府市・豊明市・東浦町・阿久比町)の新たな焼却処理施設が完成する。
その焼却炉の最大処理能力は200t/日で、これまでの240t/日から約20%下がる。
ゆえに、構成市町では、可燃ゴミ20%の減量化が必須課題となっている。
1人1日あたりの家庭系ゴミ排出量。過去3年間の推移。
平成25年度=751g
平成26年度=720g
平成27年度=713g
ゴミ処理費用の実態。
平成27年度の家庭系ゴミ排出量は、7,349tで、その処理費用は、2億7,340万9千円。
今後の計画や取り組みを推進するうえで、「町民」と「行政」がそれぞれ果たす役割。
町民の役割は、可燃ゴミから、廃プラスチック類などの資源ゴミを徹底して分類すること。
レジ袋の辞退や過剰包装をやめること。
その他、食べ残しを減らす工夫。食材の計画的購入や有効利用など。
事業者の役割は、店舗のゴミは家庭ゴミと区別し、事業所ゴミとして、専門業者にて処分すること。
行政の役割は、ゴミ処理の現状や、ゴミ減量化の必要性などのPR。資源ゴミ回収の支援。生ゴミ堆肥化への補助。ゴミ減量化に向けた新たな取り組みなど、様々な施策の実施。
現状の課題と解決策。
@PR不足。
A事業者の事業ゴミに対する意識。
Bゴミ減量化に対する意識の温度差。
「町民」「事業者」「行政」が役割を認識し、それぞれが行動することが重要。
町では、環境審議会を立ち上げ、ゴミの減量化について検討する。
削減効果の予想金額とその使途。
金銭的な削減効果は見込めないが、20%削減できない場合は、負担金が増額される。
新たな施策の実施や、少量のゴミ袋を新規に製作するなど、ゴミ減量化のための費用とする。
啓発手段。
広報やホームページ、電光掲示板で町民への周知を図る。
また、行政協力委員会、議会、環境審議会などで、減量化施策について意見を聞く。
パブリックコメントなどを利用して、広く町民に情報提供していく。
問 計画道路(板山・宮津線)と関連町道の整備
答 地元との調整を図る
計画道路(板山・宮津線)の実現に向けた計画。
陽なたの丘地区より南側は、宮津地区土地改良事業と調整を図り、計画を進める。
北側の主要地方道である西尾・知多線までは、地形上難しく、起点位置を含めた路線計画について、地元と調整していく。
町道2115号線に設ける待避場の進捗状況。
地権者2人の内、1人と連絡が取れず、用地取得ができない状況にある。
町道2115号線併設の水路を一部暗渠化とする整備事業への見解。
道路の拡幅ができ、車のすれ違い等など交通安全対策として有効な事業と考え、検討を進める。
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