｢ファンド型投資商品に関する｣相談

◇事例（70代男性）

投資関連の封書が自宅に届き、証券会社を名乗るA社から「B社のファンドに投資してくれる人を募集している。一割の配当金が得られるので200万円負担してほしい。後日当社が買い取る」と勧誘の電話があった。高額のため断ったが「40万円でいい。残りは当社が負担し、後日400万円で買い取る」と言われ承諾した。40万円を金融機関で振り込むことができなかったため、B社の担当者に自宅で現金を手渡した。買い取り期日が近づきA社に電話しているが、連絡が取れない。だまされたと思うので返金してほしい。

劇場型勧誘の投資詐欺と思われます。また、相手方と連絡が取れない場合、被害回復は困難との旨を説明し、二次被害にも十分注意して警察に被害届を出すように伝えました。金融機関で振り込みができなかったのは、口座凍結されている可能性があり、専門相談窓口などを紹介しました。

• ファンド型投資商品とは、複数の消費者から資金を募り、それを元手として投資などを行い、得られた利益を出資者に配分する仕組みの金融商品です。知識の少ない消費者に、不意打ち的に電話勧誘を行い、「必ず儲かる」「名義貸しだけなので費用負担はない」など投資や出資を言葉巧みに勧めるケースが多く見られます。また、複数の業者が登場し、消費者を信用させる「劇場型」や、被害に遭った消費者を狙い、過去の損失回復をうたって新たに未公開株などを購入させる「被害回復型（二次被害）」の相談も多く寄せられています。

◎消費生活相談（無料）を行います。ご利用ください。

□日時

9月12日(水)（毎月第2水曜日）　午前10時～正午　午後1時～午後4時

□場所

中央公民館本館205号室

□問い合わせ先

産業観光課　TEL (48)1111（内234）

※知多県民生活プラザでも消費生活相談を行っています。
月曜日～金曜日　午前9時～午後4時30分　TEL (23)3300

～メッセージ～

今一番のお気に入りは「ワイルドだぜぇー」。お姉ちゃんの後を追いかけてまねしたり、怒られたりで元気いっぱい『ワンパク全快』です。

鬼頭　学・麻美夫婦の
拓実（たくみ）くん（平成21年8月6日生）