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2023.01.01


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新年のごあいさつ 阿久比町議会 議長 渡辺 功

明けましておめでとうございます。

皆さまにおかれましては、令和5年の新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。

平素は、阿久比町議会および町政に対する格段のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルスの度重なる感染拡大により、昨年もまた家族や友人と気兼ねなく触れ合える日々の尊さを感じた一年でした。

またロシアによるウクライナ侵攻は、原油や原材料等の価格が高騰するなど、地域経済と住民生活に大きな影響を及ぼしており、本町を取りまく環境も依然として厳しい状況に置かれています。

近年、毎年のように全国各地で災害が頻発し、昨年8月には日本各地が記録的豪雨・猛暑などにより甚大な被害が発生するなど、自然災害の脅威を改めて国民に知らしめることとなりました。

阿久比町においても7月10日・12日には、短時間の大雨により町内数カ所で土砂崩れや護岸崩壊、冠水などの被害を受けました。

私たちにとって災害への備えは最も切実な課題であり、あぐい防災・行政ナビ(アプリ)「AguNavi(アグナビ)」では、迅速に防災をはじめ暮らしや各種の情報を提供しており、より多くの皆さんの活用をお願いします。

さて本町では、昨年11月に町長選挙が行われ、20年ぶりに新しい町長が誕生しました。そして本年町制施行70周年の節目を迎えます。

阿久比町の歴史に新たな1ページが加わることとなり、田中清高町長には、長年行政に携わってこられたご経験を活かされ、阿久比町のさらなる発展のためその手腕を発揮していただきたいと思います。

2月には知事選挙、4月には県議選挙、町議選挙と文字通り選挙の年でもあります。向こう4年間の地方行政を託す重要な選挙です。

棄権することなく公明正大に代表を選んでいただきたく存じます。

わが国の最大の課題である人口減少への対策や地方創生の推進、新型コロナウイルス感染症対策さらに発生が予想される南海トラフ地震への防災対策などの確立は、国と地方が連携・協力して総力をあげて取り組むことが重要であり、本町としても真正面からこの課題に向きあう覚悟が必要であります。

これまで町議会としましても、必要な補正予算などについて都度臨時議会を開催しながら、臨機応変に対応してきました。

今後も二元代表制の一翼を担う議会として、必要な事業が必要なときに住民の皆さまに届きますよう、しっかり議論を尽くしながら、適時適切にその意思決定ができるよう努めていきます。

今、社会はデジタルへ大きくシフトしており、時代や環境の変化に柔軟に、そして的確に対応できる議会を目指して努力してまいる所存です。

改めてコロナ禍の収束を願い、本年が皆さま一人一人にとって実り豊かで明るい一年となることをお祈りし、新年のあいさつとします。