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2022.11.15


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令和3年度 決算状況

□問い合わせ先 検査財政課財政係 TEL (48)1111(内1313)

令和3年度の一般会計の歳入決算額は113億2,280万円で、前年度と比較して32億2,396万円減少しました。減少率は22.2%で、減少したものは、国庫支出金(22億2,515万円)、町債(10億7,477万円)などです。

歳出決算額は107億9,143万円で、前年度と比較して33億6,078万円減少しました。減少率は23.7%で、減少したものは、総務費(25億7,198万円)、教育費(13億5,483万円)などです。

歳入と歳出の差引額は5億3,137万円の黒字で、翌年度に繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額987万円を差引額から除いた実質収支額は、5億2,150万円です。

歳入・歳出ともに、大きく減少となった主な要因は、令和2年度に実施した国民一人当たり10万円を支給する特別定額給付金給付事業の完了によるものです。

「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づき、財政の健全性に関する比率の「健全化判断比率」と「資金不足比率」を公表します。

地方公共団体は、健全化判断比率により実質赤字比率などの各指標で「健全段階」「早期健全化段階」「財政再生段階」に区分され、早期健全化段階や財政再生段階となった場合には、財政健全化計画・財政再生計画に従って財政健全化を図ることになります。公営企業は、資金不足比率が経営健全化基準以上となった場合には、経営健全化計画を定めなければなりません。

阿久比町の令和3年度決算では、健全化判断比率は「健全段階」となり、資金不足比率は基準を下回りました。

    
〔用語説明〕
◇実質赤字比率
福祉、教育、まちづくりなどを行う一般会計などの赤字の程度を指標化し、財政運営の深刻度を示すものです。
◇連結実質赤字比率
全ての会計の赤字や黒字を合算し、町全体としての赤字の程度を指標化し、町全体としての運営の深刻度を示すものです。
◇実質公債費比率
借入金の返済額やこれに準ずる額の大きさを指標化し、資金繰りの危険度を示すものです。
◇将来負担比率
一般会計の借入金残高だけでなく、将来支払っていく可能性のある負担などの現時点での残高の度合を指標化し、将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示すものです。
◇資金不足比率
公営企業の資金不足を公営企業の事業規模である料金収入の規模と比較して指標化し、経営状況の深刻度を示すものです。
■問い合わせ先
検査財政課財政係 TEL (48)1111(内1313)