9月14日(土)に、阿久比町役場の縁側モールで第4回目のあぐいっしょクッキングスクールが開催されました。
見晴らしの良い2階の会場で作ったのは、土鍋ごはん/キーマカレー、豚肉のマーマレード漬け~焼き野菜添え~、
サツマイモのソテー〜ホイップ添え〜、野菜とフルーツのラッシーという野菜たっぷりのレシピ。
今回も、親子で楽しく料理を楽しみました。
夏のようにさわやかな青空が広がる中、午前9時30分ごろから参加者の皆さんが集まってきました。受付を終えると、それぞれ決められたキッチンテーブルへ。子どもたちが色とりどりの食材に目を輝かせながらエプロンを身に付ける中、「いい天気だね~」とお母さん同士のおしゃべりも弾みます。そして、阿久比町長のあいさつからイベントが始まります。「農家の方々とつながりを持ち、阿久比の食材をおいしく食べてほしい」と、地産地消への想いを語りました。続いて、今回の講師であるフードコーディネーターの井上亜希子さんから料理の際の注意点を伺って、クッキングの準備は万端です。
最初に、井上さんが料理のポイントを交えながら実演します。その中では「ニンジンを油で炒めるとカロテンがでるんですよ」といった栄養のお話や、「野菜を切るときに小さくな~れと唱えると上手にできるよ!」と料理が楽しくなるような“おまじない”も教えてくれます。子どもたちは、いちばん前のテーブルの近くで熱心に聞き入っていました。そして、いよいよ参加者の皆さんの調理がスタート。阿久比町名産のれんげ米入りの土鍋を火にかけたら、キーマカレーに入れるピーマンをカットしていきます。アドバイス通り「小さくな~れ」とつぶやきながら、慎重に包丁を入れる子どもたち。井上さんは1つ1つのテーブルを回って、一緒に料理をしつつ出来具合を確認します。和やかな雰囲気で調理が進んでいくと、あたりにはジャムやにんにくで作った特製ダレに漬け込んだ、知多産の豚肉を焼くいい香りが立ちこめます。だんだん料理に慣れてきて「順番こだよ!」とはりきって焼き加減を見る子どもたちを、お父さんとお母さんが手伝う姿も。豚肉がいい具合に色付いたら、調理も終盤です。ラッシーはスタッフが作ってくれるので、最後にサツマイモをバターで香りよくソテーしたら、すべての料理の出来上がりです。
さあ、ついに待ちにまった食事タイム。井上さんの合図のあと、全員が「いただきまーす!」と元気にあいさつをして、大きな口でパクリ。野菜が苦手なお子様も、自分たちで刻んだものなら大丈夫。「おいしい!」と思わず笑顔がこぼれます。知多産の豚肉は、とってもやわらかくて大人にも大人気。ラッシーまでぺろりと平らげて、お腹も心も大満足です。今回も、阿久比や知多半島の食材をたっぷりと使った料理を味わった皆さん。「大人でも十分作りがいのある料理でした」という声もあるほど、大人も子どもも一緒に楽しい時間を過ごせて、思い出に残る一日となりました。
・土鍋ごはん/キーマカレー
・豚肉のマーマレード漬け〜焼き野菜添え〜
・サツマイモのソテー〜ホイップ添え〜
・野菜とフルーツのラッシー
むずかしい工程はやっておいてくださいますが、
簡単な部分は残してあるので
子どもたちも料理を楽しめたと思います。
お家でこの子たちのパパとママ、
兄弟にも作ってあげたいです。
■ 女性・旦那様とお孫さんと4人で
広報を見て、初めて参加しました。
食材がおいしかったですし、
家でも少しずつ料理を手伝ってくれるように
なっている息子が楽しめたみたいでよかったです。
また次回もあれば参加したいです。
■ 男性・息子さんと2人で
前回が楽しかったので、今年も引き続き参加しました。
1年経って、子どもたちが包丁を使えるように
なったりとできることが増えたので、
たくさん手伝ってくれて嬉しかったですね。
■ 男性・一家4人で
申し込みをしなかった夫も近くで見守ってくれて、
家族みんなで楽しめました。
野菜が苦手な娘もいつもより食べてくれたので、
これを機に料理に興味をもってくれればと思います。
■ 女性・娘さんと3人で
阿久比町産ピーマンは肉厚で柔らかく、ビタミンCなど栄養も豊富です。
阿久比町産かぼちゃは甘みがあり、ホクホクとした食感で、料理に幅広く利用できます。
阿久比町産小松菜は葉肉が厚く、やわらかく、カロテン、ビタミンC、ミネラルが多く含まれています。
粒の大きさが特徴の阿久比町産にんにくは豚肉と相性ピッタリ。ニンニクのアリシンと豚肉のビタミンB1が結びついて、疲労回復効果がパワーアップします。
ご紹介した以外にも、阿久比町の安全・安心な食材は
げんきの郷など農協の直売所や町内のスーパーなどで買うことができます。
今回作った料理のレシピはこちらからダウンロードできます。
ぜひ食材をそろえてご家庭でお試しください♪