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第88号(平成28年7月)日本陸上選手権大会観戦記

[2016年7月7日]

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執務中の町長

阿久比町長 竹内 啓二 

第100回日本陸上競技選手権大会

間もなくリオネジャネイロオリンピック開幕

皆さんこんにちは。梅雨はまだ明けていないのでしょうか。今日(7月5日)は真夏のようなギラギラとした日差しが差し込んでいます。最高気温も34度に達すると報道されていました。この季節は熱中症に気を付けて、水分補給に心がけてください。私は、粉末のスポーツ飲料を水に溶かして飲んでいます。自分に合った甘さに調整でき糖分の取り過ぎにも注意できるので気に入っています。夜も蒸し暑くて眠りも浅くなりがちなので、疲れもたまりますが健康にはご留意ください。

さて、第31回夏季オリンッピックがブラジルのリオデジャネイロで8月5日から21日まで開催されます。南アメリカでの大会は初めてであり、ブラジルは熱気に包まれていることでしょう。もともとリオのカーニバルを見てもお分かりのように、熱狂的な国民性の国ですので、さぞや期間中はヒートアップすることでしょう。

8月の真夏にブラジルでの競技は、選手にとって過酷なものであると思っていたのですが、よくよく考えてみればブラジルは南半球に位置し、「冬?」の季節なのでしょうか。日本の代表選手の皆さんは気候の変化に打ち勝って、良い結果を持ち帰ってください。健闘を祈ります。

 

日本陸上競技選手権を観戦

先日(6月25日)娘に誘われて、瑞穂陸上競技場で開催された、第100回日本陸上競技選手権大会を観戦してきました。生憎の雨降りで記録を出すには最悪のコースコンディションでした。オリンピックの代表選考が掛かっているので、選手の皆さんは自分自身との戦いに全力で挑んでいました。そのピリピリとした緊張感が観客席にまで伝わり、競技場全体が一つのスピリットに包まれた感じでした。真剣に打ち込んでいる姿は美しく、この息をのむ雰囲気は、その場にいなければわからないものでした。しばらく忘れていた感動を体験し大満足でした。

私たちは、3コーナーから4コーナーへ向かうスタンドで観戦していました。ゴールに向かって最後のスパートをかける位置でしたので、選手の駆け引きや息遣いが伝わり、なかなか見ごたえのある場所でした。

また、フィールド内でも、「やり投げ」が白熱しており迫力がありました。

ちょうど私の真向かいから、私に向かって槍が飛んでくるのですが、ローマ時代の戦場に自分もいる気がするほど、迫力ある臨場感に浸っていました。テレビでは映さない角度からの観戦もなかなか乙なものでした。

私の席の後ろには大スクリーンがあり、選手の名前や表情も映し出されます。空中に張られた線にはカメラが付けられ選手を追いかけますし、競技場内は電気自動車により、機材が運搬移動されています。面白い発見は、フィールド内の芝の上を2台のラジコンカーが走り回っていたことです。何かのパフォーマンスかと思いきや、よく見ると槍を車の上に突き刺して走っているのです。槍は80メートルほど飛ぶので人が競技者へ運んでいては大変な労力です。これならばラジコンをコントロールするだけで済みますので人件費の節約になるし、見ている方も広い競技場内をネズミみたいに走り回るラジコンカーの動きが可愛くて愉快になります。

ちょっぴりオリンピックを観戦している錯覚に導かれながら雨に耐えて観戦を続けました。2020年の東京オリンピックでは世界各国のアスリートが来日し競うわけですから、現在建設中の陸上競技場のスケールの大きさは目を見張るものとなるのでしょう。それ以上に選手たちの活躍によって私たちに大きな感動を与えてくれることを期待します。

しかし、傘をさしての観戦は時間が経つにつれ、しんどくなってきます。カッパも着ているのですが、体は冷えてくるし、腰も痛くなってきます。後ろ座席の方のことを思えば、傘をさしているのでどうしても前かがみになりその分、首を持ち上げねばなりません。この姿勢が実に苦しいのです。2万人くらい入場していると思われましたが、翌日は整体師が大忙しとなったことでしょう。選手同様、応援している側も自分自身との戦いになるとは・・・・。

娘に知られると恥ずかしいので我慢していましたが、観戦することがこんなに体力を消耗するものとは思ってもいませんでした。仕事だけによらず旅に行くにも、趣味のことをするにも、体力がなければ楽しく過ごせません。皆さんも日ごろから体力をつけて、楽しい人生を送りましょう。

 

名古屋市のパロマ瑞穂スタジアム

ナイター照明が鮮やかな名古屋市の瑞穂陸上競技場

男子100メートル決勝

最後の種目、男子100メートル決勝についてお話します。

注目選手は、桐生、山縣、ケンブリッジの3選手で、だれが1位になるのか?そして日本人初の9秒台が出るのか?に期待がかかっていました。

開始前になっても雨はやむことなく降り続いています。競技関係者も、コースの水たまりを少しでも取り除こうとスポンジを使って必死です。メインスタンド前のコースはナイター照明によって煌々と映し出され、雨の反射によって鈍く光っています。徐々に観客の声も小さくなり、アスリートたちがスタートラインに着くのを静かに促しているようでした。ウォーミングアップを終えた選手が入場し、スタートラインを確かめています。

選手紹介が終わり、いよいよスタートです。2万人の視線が100メートルのコースに注がれ、競技場全体が静まり返ります。「セット」。スターターの声が短く響きます。「パーン」。雨にもかかわらず乾いた音が競技場に響き、選手たちの一歩が踏み出されました。ここからわずか10秒のドラマが繰り広げられました。山縣はスタートダッシュで飛び出し先頭に立ちます。ケンブリッジと桐生が続き、中盤から両者が山縣との差を詰めますが終盤、桐生の伸びが止まり、最後は山縣とケンブリッジの競り合いでほぼ同時にゴール。若干ケンブリッジが胸を張りだしてゴールしたように見えましたが、タイムが発表されるまで、どちらが勝者になったのかわからない好勝負でした。

スクリーンに着順が発表されると会場内はどよめきに包まれた後、新王者への祝福の拍手へと変わりました。ケンブリッジ10秒16、山縣10秒17、桐生10秒31でした。最後に山縣は抜かれ0.01秒の差でケンブリッジが優勝です。夢の9秒台とはなりませんでしたが、雨の中、どの選手も素晴らしい真剣勝負を見せてくれました。感動をありがとう。オリンピックも頑張ってください。

 

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