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第55号(平成25年10月)記憶の遊園地

[2013年10月15日]

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執務中の町長

阿久比町長 竹内 啓二 

町制60周年記念あぐいトリエンナーレ60

さわやかエコスタイルを継続

皆さんこんにちは。ようやく夏の暑さにも開放されて過ごしやすい季節となりました。それもそのはずで、もう10月(神無月)になっていました。従来ならば、10月1日が衣替えの日として定着していましたが、年々暑さが続くことから、衣替えの日は薄れてまいりました。本町も10月20日まで「さわやかエコスタイル」を続行し、衣替えは21日からとなります。

記憶の遊園地

町長が描いた「陽の妖精」

町長が描いた「陽の妖精」

現在、中央公民館南館では「あいちトリエンナーレ2013」の並行企画として、異空間プロジェクト「栗本百合子記憶の遊園地」を開催(10月31日まで)しています。この事業は、解体予定の南館を、丸ごと芸術作品にすることにより、55年間にわたり町民に親しまれた公民館南館(私の子どものころは文化センターと呼んでいました)に感謝の気持ちを込めて、有終の美を飾らせたい一心で企画いたしました。幸いにも建物の構造、記憶などを手がかりに、異空間をつくるアーティスト栗本百合子女史のご協力を得て、芸術文化の祭典であるあいちトリエンナーレに参加できたことと、小中高校生、町民の方、アーティストの方にご参加いただき、皆さんとの「協働」で開会できたことは町長として、また個人としても嬉しく思います。多くの方のご協力に感謝申し上げます。

町民の方も、式典、文化祭、講演会など各人それぞれの思い出があろうかと思います。私も、成人式をこの会場で行ったことや町長として式典や朝礼に臨み、ごあいさつや訓示、辞令を交付したことなどを思い出します。

この建物も、多くの方の手によって芸術という衣装で着飾ってもらって、公民館としての使命を終わることを嬉しく思っていることでしょう。ぜひ、お別れに多くの方に来場していただき「記憶の遊園地」を感じていただきたいと思います。

私が感激したのは、ホール中央に架かる「空へのかけはしご」です。ホール中央床に鏡が置かれ、天井に空けられた大きな穴へむかって「梯子(はしご)」が掛けられています。鏡を覗き込むと床を突き破って、梯子が地の底へ向かって伸びている錯覚に陥ります。また、上を望めばそれは天井を突き破り空へと伸びています。過去・現在・未来を結ぶ梯子に思えてなりません。

製作者の意図は違うかもしれませんが、私なりに鑑賞させていただくお許しをいただくならば、時空を感じました。私たちも過去・現在・未来という時間空間の中で生きています。とかく私たちは現実に縛られていて、そこに生きることは平面という横軸だけを歩いて足跡を残すことばかりに汲々としているように思えます。しかし縦軸である時間空間を登っていく梯子の存在があるとしたら、私たちはどのあたりにいるのでしょう。そして梯子を上っているならば、しっかりと両手で握りしめ、一段一段と足もとに注意して上らねばなりません。

11月末に取り壊し工事が始まり、この地に新しい庁舎の建設が行われます。庁舎完成後もここに「文化センター」があったことを心に刻み、忘れないでいてほしいと思います。姿あるもののいずれ消えゆく定めは、古より変わりません。思い出は私たちの記憶としていつまでも残ることでしょう。

ありがとう。中央公民館南館「文化センター」

P.S 栗本先生から、「町長のスペースを用意しましたので思い出を残してください」といわれ、筆を握ることになりました。大きな壁に絵を描くことも初めてであり、何を書いていいやら決まらずに、日々だけは過ぎていきました。オープニングには間に合わせなければならないので、夜間こっそり絵を描きにも来ました。書き始めると、熱中し面白く、気が晴れて、一時日常から解放されリフレッシュできて良かったです。

作品と呼べるものではありませんが、タイトルは「陽の妖精」とし、大きな空の下で太陽をいっぱいに浴びて遊んだ、小川や田んぼ、鎮守の森の記憶の中に、伸び伸び育つ子どもの心を妖精に託して描いてみました。お時間があればご笑覧ください。

あぐいトリエンナーレ60の開会式でテープカットを行う皆さん

あぐいトリエンナーレ60の開会式でテープカットを行う皆さん

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