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第47号(平成25年2月)不思議なご縁(5円)を大切に

[2013年2月7日]

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執務中の町長

阿久比町長 竹内 啓二 

不思議なご縁(5円)を大切に

寒のゆるみがうれしいこの頃、みなさんお元気でしょうか。一月は賀詞交換会や千葉への研修など時間に追われているうちに新年もひと月が過ぎてしまいました。寒くて庭に出ることも少なかったのですが、出勤時にほのかな香りがしたので振り返ると、今年は蝋梅の黄色の花が庭のどの木よりもまっ先に花をつけ、寒い朝庭に芳しい香りを漂わせていました。せわしく車に乗ろうとしていた私でしたが、この一流れの香りが心を和ませてくれました。その蝋梅も終わり梅の開花を待つばかりです。

「春よ 来い来い はやく来い」

皆さんも忙しい時にこそ、「一服のお茶に一輪の花を愛でる」わずかな心の時間を大切にしてみてはいかがでしょうか。寒い中でも気持が「ほっこり」となるはずです。

1月9日と10日の2日間千葉県にある市町村職員中央研修所で開催された市町村長特別セミナー・地域経営塾に参加してきました。今年は100名ほどの市町村長の方々が全国より集まり、世界情勢からまちづくりまで多彩な講師のもとで勉強をさせていただくことができました。

このセミナーでは霞が関の高官の方の講話もあり、国家予算の方向性なども教えていただけるので、時間の許す限り出席するようにしています。日々どうしても地域のことばかりに頭がむいていますので、マクロ的な日本経済の話なども大変刺激がありました。

実はこの研修に行く名古屋駅での不思議な出会いご縁(5円)のお話です。

早朝の出発でしたので、新幹線ホームの売店で130円のコーヒーを購入し、150円支払い20円のおつりを受け取り乗車、一路東京駅へ。(ここまでは何の不思議もありません。)

千葉の研修所に着き120円の飲み物を買おうとして、先ほどのおつりの20円をポケットから取り出し、自動販売機に入れようとしたときのことでした。コインの一つが少し小さいのです。まず思ったのが「受け取ったおつりに台湾か韓国のコインが混じっていたのだろうか」ということでした。しかしよく見ると日本国と書かれているのです。それも5円。「えっ!」

念のために言っておきますが、いくら私が急いでおつりをもらったからといって、穴のあいた5円玉と10円玉を見間違うことはありません。この5円はなんと穴の開いていない5円玉だったのです。昭和23年製造で絵柄は国会議事堂。思い出した年配の方もいらっしゃるのではないでしょうか。私も子どものころ稲穂の穴の開いた5円と穴の開いていない5円の両方を使っていた記憶があります。久々のご対面でした。不思議ですよね。65年も前に製造された穴のない5円玉が巡りめぐって私の手元に来たのですから。それも国会議員の方や官僚の方に会いに行く朝に、議事堂の絵柄の5円玉が私のポケットに舞い込むとは不思議としか言いようがありません。(翌日、国会議事堂の前に立ち、コインを取り出して比べてみますとまさに図柄通りの国会議事堂がそびえ立っていました。

私の想像力に火が付きました。今日までこの5円玉は社会で流通していたのだろうか。それとも老夫婦が旅に出るために古い貯金箱を割り、中に眠っていた5円玉を使ってキオスクで買い物をしたのか。はたまた終戦後外国に行った邦人が枕銭としてチップ代りに置いてきたものを持っていた外国の方が最近日本へ旅行に来て使ったものなのか。さてさて??? 私の空想は膨らむばかりです。現実に戻れば私が5円おつりを損したことになりますが、いまだにこの不思議な5円玉に想像を巡らして楽しんでいます。

これからも5円(ご縁)を大切にしていきたく思います。皆さんとの今までのご縁とこれからのご縁に夢膨らませていますのでよろしくお願いいたします。

「日本國」と刻まれた旧5円玉

「日本國」と刻まれた旧5円玉

国会議事堂がデザインされている旧5円玉

国会議事堂がデザインされている旧5円玉

稲穂がデザインされた現在の5円玉

稲穂がデザインされた現在の5円玉

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