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第43号(平成24年10月)あなたは、どちら行きの切符をお持ちですか?

[2012年10月5日]

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執務中の町長

阿久比町長 竹内 啓二 

あなたは、どちら行きの切符をお持ちですか?

台風17号による被害はありませんでしたか?報告によれば町内では大きな被害もなく安堵した次第です。台風接近の二日前から緊急災害警戒対策会議を開き、台風への備えを指示し対応をチェックいたしました。ご家庭でも情報収集や暴風雨への備えとして停電時のために乾電池の準備など、事前のチェックに心掛けてください。

当初台風の進路が本町を直撃するものであっただけに、当日(9月30日)は役場で緊張していましたが、若干コースが南下したことにより救われました。台風の南側に位置しますと風雨が激しく被害も甚大となりますので、今後も進路には十分注意を払い、災害予測も最悪の事態を想定して備えをする習慣を身に付けておきましょう。身を安全に守る秘訣だと思います。

「空振りでもいい備えあれば憂いなし」

「首相官邸」と「霞が関」

首相官邸で知多郡の町長と撮影

首相官邸で知多郡の町長と撮影

官邸記者会見場で模擬会見をする町長

官邸記者会見場で模擬会見をする町長

9月議会最終日の終了後、東京への陳情に急いで出掛けました。

首相官邸に入館するには、セキュリティーが大変厳しいのですが、何よりも指定時間厳守が強く求められます。何があっても午後3時40分までに到着しなければならなかったので正直焦りました。当日阿久比駅で名鉄に乗車したのが午後0時57分。名駅から新幹線まで走り、のぞみに飛び乗って乗車券の到着時間を確認すると「東京着午後3時23分」。東京駅は300メートルを超える長さがあり出口も多いので「どの出口からがいいのか?」「出てからの交通手段は何が早く到着できるのか・・・」とにかく残り時間17分で東京駅から官邸まで行かなければなりませんので気が気ではありませんでした。

東京駅は複元大改修が終わり、10月1日からのリニューアルに向けての素晴らしい雄姿を振り返って見ている余裕もなく、タクシーで官邸へ急ぎました。官邸前に降り立ったのが午後3時40分ジャスト。「滑り込み」とは、このことだと神に感謝した次第でした。

首相にはお会いできませんでしたが、官房長官の記者会見にも立ち合うことができ、良い経験でした。議員会館で地元代議士と会談した後、知多郡の町長さん方と「知多の食材」を使っている新富町の『はんとこカフェ』を訪れました。店主は半田市出身の方で、店の中は知多半島の紹介がされている、かわいい店でした。私も持っていた阿久比町のパンフレットを置かせていただき、本町のPRをお願いしてきました。

その後私は、官僚になっている高校の後輩と連絡を取り、情報交換や陳情紹介をお願いするために赤坂に移動し、ホテルにチェックインできたのは午前零時少し前でした。時間に追われっぱなしの一日が終わりました。

後輩との話の中で、若手官僚の仕事ぶりを聞きましたが、大変な仕事量です。午前1時の最終電車に乗れないこともあるようです。国を背負っての仕事は私たちの想像をはるかに超える、仕事の質と量を抱えていることが分かりました。彼が言った「実現すべき国の姿のために働いている」の一言が印象的であり、後輩の使命感と仕事への誇りを持っている姿を見て、私は父親が頼もしくなった息子を見るような嬉しさを感じました。

とかく世間では官僚たたきが目につきますが、頑張っている官僚もいるから日本が維持できているのでしょう。人知れず頑張っている人を見忘れがちですが、私たちは何事においても「人知れず」のところに目をむけることが大切であると思います。

そして一部を見てそれが全部であるかのような錯覚に陥ることがあることを、知っておく必要があります。ワンフレーズで全てを表すことができないことは分かっていても、歯切れのよい言葉やパフォーマンスにより全てを分かったかのように思ってしまう傾向に私たちはあるのです。情報が手に入りやすくなったIT社会において私たちは、自分自身の情報分析能力を備えなければ、間違いを起こしかねないということを肝に銘じなくてはいけません。

翌日は、後輩の助けも借りながら、霞が関の各省庁に出向き陳情を重ねました。最後に阿久比町出身の青木さんにもお会いすることができました。彼は東京大学を出て、今は財務省へお勤めの素晴らしく優秀な方です。彼のように霞が関の第一線で国のために活躍されている方が本町の出身であることは本町の誇りであり嬉しく思います。今後のご活躍を祈ります。

こうして東京への出張は終わりましたが、ふくらはぎが張るほどによく歩きました。

帰りに見た東京駅は重厚で美しく東京の玄関にふさわしいものでした。今日まで多くの人が夢と希望を持ち、成功を信じてこの駅に降り立ったことでしょう。そしてこれからも多くの人がそれぞれの人生というレールを走る途中で、東京駅に降り立たれることでしょう。駅は悲喜こもごもの出会いと別れがあり、「出発点」であり「終着点」でもあります。また、乗り換え地点でもあります。

私たちの人生の行き先を決めるのは私たち自身です。

「あなたは、どちら行きの切符をお持ちですか?」

人生の終着点に降り立つ駅は、「幸福の駅」にしたいものです。

PS   最後に今回の東京駅の赤れんがの復元にあたり知多半島内のレンガ会社が貢献されたことを記しておきます。

「霞が関」での陳情

「霞が関」での陳情

地元選出国会議員と知多郡町長との会談

地元選出国会議員と知多郡町長との会談

復元された東京駅の雄姿

復元された東京駅の雄姿

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