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あしあと

    平成24年度分の行政評価の結果を公表します

    • [更新日:
    • ID:2200

    行政評価とは

    行政評価とは、「行政の行っているさまざまな仕事が、その費用に見合うだけの効果(成果)を出しているか」、「無駄や重複している部分はないか」などといった視点から行政の仕事を見直し、行政の進め方を改善していく取り組みです。

    目標を明確にして客観的な評価を行うことで、住民ニーズに対応したより良いサービスを効果的・効率的に提供することができ、その評価結果に基づく改善を次年度以降の計画、事業に反映させるものです。

    行政評価の目的

    阿久比町では、次に掲げる3つの目的に重点を置いて行政評価を行っています。

    (1)施策、事務事業の改善・改革

    行政評価システムでは、担当職員の客観的な評価による改善・改革の提案と、事務事業の組み合わせとしての施策の方向性を明確にすることで計画・実施・評価・改善へつなげていきます。

     

    (2)職員の意識改革と政策形成能力の向上

    行政評価では、それぞれの事業を目的から見直します。評価することにより、目的意識、成果意識、コスト意識といった職員の意識改革を図り、また評価システムを継続的に運用することにより、職員の政策形成能力の向上を図ります。

     

    (3)住民への説明責任

    行政評価では、行政サービスを提供したことにより住民がどれだけ満足したかという成果の概念と、人件費を含めたコストと成果の関係を評価し、改善・改革を検討します。

    この結果を住民に公表することで、行政としての説明責任を果たしていきます。

    行政評価の取り組み

    自分たちの仕事を今まで以上によく知り、より良い事務事業にしていくという前向きな取り組みにより、職員自らが考え、それぞれの仕事を見つめ直し、より良い行政に変えていくことを目指します。

    行政評価は、まず担当者が行う「一次評価」と、所管する課長が行う「二次評価」を経て、町幹部が行う「最終評価」の3段階で行いました。

    評価対象事務事業数

    3段階の評価をすることにより、課題や改善すべき点を洗い出し、各施策の目指すところを明確にし、現状を客観的に分析することで、施策の今後の方向性を明示します。

    平成24年度分として、201の事務事業評価を実施しました。

    今回示された今後の方向性の内訳と結果は、次の通りです。

    今後の方向性の判断件数

    今後の方向性

    内     容

    件数

    拡  充

    投入量(人・予算など)を増加し、事業を拡大もしくは重点化して実施することで、さらに大きな成果を挙げる事業。

       9

    改  善

    投入量(人・予算など)はそのままで、事業手法などを見直すことにより、有効性や効率性などの改善を図る事業。

    114 

    現状維持

    投入量(人・予算など)と事業手法はそのままで、現在の成果を維持する事業。

      74

    縮  小

    投入量(人・予算など)を削減し、効率性を高める事業。社会環境変化等の行政需要に照らし、事業の縮小がやむを得ないと判断される事業。

    1

    事業主体変更

    事業を民間や住民団体などへ委託したほうが、効率的に実施することができる事業。

    1

    事業統合

    類似の目的や手法を持つ他の事務事業などと統合することにより、事業費の削減や効率化が図られる事業。

    0

    休  止

    ある一定の条件がそろうまで、その活動を一時的にやめる事業。

    1

    終  了 

    事業の予定期間が到来し完了となる事業。事業目的を達成したため終了する事業。

    1

     合計

    201

    今後の方向性のうち、「拡充」、「縮小」、「事業主体変更」、「休止」、「終了」とされた事務事業は、次の通りです。

    【拡充】
    事業名評価者のコメント課名
    道路線の認定、変更および廃止、台帳整備・台帳管理のデジタル化を進め、保存方法を変える。
    ・住民情報としての活用を検討する。
    建設環境課
    用地取得、収用および補償事務用地買収事務を計画的に進める。建設環境課
    災害対策事業 防災に対する住民の理解と意識の高揚を図り、総合的な防災体制を強化する必要がある。自主防災会がその責務や役割を認識し、互いに助け合い、協働して災害に対処することとし、全ての住民が安全で安心して暮らすことができる災害に強いまちづくりの実現に寄与する。また、南海トラフによる大地震に備え備蓄品の数量を再検討する。防災交通課
    交通指導員関連事務 現在交通指導員は、4小学校区に5名の交通指導員が配置されているが、広範囲な校区児童の交通指導には限界がある。広範囲または児童の多い校区には、もう1名以上の人員の配置が望まれる。防災交通課
    保育園事業今後の児童数増加に伴う保護者のニーズに応えるため、城山保育園で早延長保育を実施する必要がある。また、町立保育園において一時預かり事業を検討していく。子育て支援課
    小・中運営事務施設・環境を適切に維持するには、さらなる修繕が必要である。また、修繕時期が著しく遅れると修繕不可能となる恐れもある。さらに、東部小学校の児童数急増には校舎の新設で対応する。学校教育課
    湛水防除および施設の維持管理事業十か川の河川改修計画と連動した阿久比排水機場の更新を検討する。産業観光課
    農地基盤整備事業・阿久比・矢高地区および宮津地区土地改良事業の両準備委員会と調整を図る。
    ・都市計画道路の建設に向けた取り組みを進める。
    産業観光課
    新庁舎建設事務今後工事の進捗状況により、事務量や事業費が増加することが見込まれる。また、全国的にアベノミクスによる資材の高騰により、建設費の大幅な高騰が予想される。検査財政課
    【縮小】
    事業名評価者のコメント課名
    放置自動車の事務 自動車リサイクル法も周知されてきた。今後この事務は、廃止は出来ないが、縮小することを検討する。防災交通課
    【事業主体変更】
    事業名評価者のコメント課名
    農業共済事務組合関係事務平成26年度より、県下1組合へ移行予定であり、事業主体を変更する。産業観光課
    【休止】
    事業名評価者のコメント課名
    土地改良関係団体の指導事務事業地域の農地および農業施設の維持管理をお願いする。産業観光課
    【終了】
    事業名評価者のコメント課名
    町制60周年記念事業周年記念事業を住民や各種団体等が自主的に企画し事業を実施することは、参画と協働のまちづくりのきっかけとなるため有意義であると考える。
    政策協働課

    施策の目的・目標、施策の評価、今後の方向性、事務事業の改善の方向性は、以下のファイルをご覧ください。また、事務事業評価シートは政策協働課の窓口で公表しています。

    平成24年度分行政評価(総合計画掲載順)

    お問い合わせ

    阿久比町役場総務部政策協働課企画政策係

    電話: 0569-48-1111 内線1310・1311  ファックス: 0569-48-0229

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