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2019.01.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト ~全国へ発信(240)~

□問い合わせ先 学校教育課学校教育係 TEL (48)1111(内1230・1231)

【竹内 希】

今回の体験で、原爆に関するいろいろなものを間近で見ることができました。特に印象深かったのは、広島平和記念資料館で見た8時15分で止まった時計や焼け焦げた三輪車、ビリビリに破れた服などのたくさんの遺品です。どれも言葉にできないほど悲惨なものでした。語り部の話を聞くことができたことも、とても貴重な経験になりました。資料館では分からない悲痛な心情が伝わりました。「二度と戦争をしてはいけない」「原爆の恐ろしさをみんなに伝えていかなければならない」という思いを、今後たくさんの人に伝えていきたいと思います。

【木原千波】

私は、広島で核兵器の恐ろしさや威力について学びました。式典で、核兵器が世界にまだ約1万5,000発あることや核兵器を根絶するために平和運動が行われていることを知り、73年たっても核兵器が無くならないことに対する人々の思いが心に響きました。「二度とこのような戦争を起こしてはならない」「戦争をしていたときに人々が感じていた気持ちを味わいたくない」と強く思いました。核兵器は一度つくると、捨てることができません。だから、これ以上核兵器がつくられず、平和な世界になることを願います。

【所 花恋】

私は、語り部の大隅勝登さんから原子爆弾投下直後の話を伺い、想像を絶する状況だったことにショックを受けました。現在、世界には約1万5,000発の核兵器が存在すると言われています。核を持つ国は、威力の大きい核兵器を持つことで、自分の国の安全を保とうとする「核抑止力」という考え方から、なかなか核兵器を手放そうとしません。私は、そういった考え方を早く捨てて、各国の代表が話し合い、言葉で解決できるようになればいいなと思います。そのためにも、日本は唯一の核被爆国として、核兵器がもたらす悲惨さを世界に訴えていかなければならないと強く感じました。

【中條屋 健】

僕は、これまで漫画『はだしのゲン』や戦争の映画などを見て、戦争は悲惨で、怖いものだと理解しているつもりでした。しかし、広島へ行って語り部の貴重な話を聞いたり、原爆ドームを間近で見学したり、広島平和記念資料館で被爆した人たちやまちの様子の写真を見たりして、今までの想像していた残酷さと程度が全く違い、非常に驚きました。僕は、これからみんなに核兵器や戦争の怖さなどを伝え、核兵器根絶を願い、行動していきたいと思います。

【岡部彩音】

広島では、原爆ドームや広島平和記念資料館を見たり、実際に原爆の被害を体験した語り部の生の声を聞いたりしました。そのときの気持ちを考えると、とても心が痛かったです。現在、原爆を実際に体験した方が高齢化で、どんどん少なくなってきています。原爆が落とされたことでたくさんの人たちの人生が変わってしまったことを忘れてはいけないと強く思いました。実際に広島に行って研修を受けた私たちだからこそ、広島での出来事を忘れないよう未来につなげていかなければならないと思いました。

【柴田順平】

実際に原爆が投下され、多くの方が亡くなった広島で原爆や平和について学んだことで、インターネットで調べたとき以上の恐怖を感じ、悲惨な様子をリアルに想像することができました。広島平和記念資料館には後遺症についての資料がたくさんあり、被爆者への法的援護や医師の努力など初めて知ることばかりでした。今年で原爆の投下から73年がたち、被爆者の方も少なくなってきています。今回学んだことを、大人になっても語り継いでいきたいです。

【新實凌汰】

原爆は人間がつくったとは思えないほどの破壊力で、一瞬にしていろいろなものを消してしまうとても恐ろしい兵器です。そんな恐ろしい核兵器を今でも保有している国がたくさんあります。しかし、核兵器根絶に向けた運動も進められているそうです。1日も早く世界から核兵器がなくなり、平和で安全な未来がくることを願います。

【青木舞雪】

直接自分の目で見た原爆ドームは、被爆直後のままの姿で痛々しい状態でした。この場所で73年前にたくさんの人たちが苦しみながら亡くなったことを思い浮かべると、心が痛みました。このような悲惨なことが起きないように、私たちがしなければいけないことは、核兵器を地球上からなくし、平和な世界をつくっていくことや二度と戦争をしないことが一番大切だと思いました。