広報あぐい

2018.06.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト ~全国へ発信(233)~

【サマースクール】

8月28日から29日までの2日間、中学校でサマースクールを実施しました。町内の小学6年生と中学生の希望者が、夏休みの宿題や苦手な教科の学習に取り組みました。中学3年生の中には受験勉強に取り組む生徒もいました。このサマースクールは、小学6年生が翌年に入学する中学校の教室で実際に学習に取り組む機会を作ることで、中学校入学を意識させ、学習に対する意識と意欲を高めることを目的としています。そのため、小学校の45分授業ではなく、中学校の50分授業で2時間の学習に取り組みました。一人一人が自分で学習に取り組みますが、各教室には地域の方・教員志望の学生(普段は町内小中学校で活躍する学校支援ボランティアやサタデースクールの講師)、そして阿久比高校の生徒が講師として入り、分からないところを教えました。昨年度は、小学生56人、中学生28人の参加がありました。

【先輩の話を聞く会】

中学校の個人懇談会の12月12日から14日まで、中学3年生が町内の小学校を訪れ、小学6年生に「中学生の先輩の話を聞く会」を実施しました。中学校の1日の生活や、小学校から事前に受けた質問への回答などを中学生が説明しました。質疑応答の時間には、活発に質問がされ、中学生は分かりやすく答えていました。この会を実施することで、中学校進学への不安を解消し、入学への意欲を高めるとともに、スムーズに中学校生活のスタートが切れることを願っています。

【部活動体験】

中学1年から中学3年の3年間、中学生は部活動に所属して活動します。小学6年生がその部活動の活動内容を知る機会として、冬休みに部活動体験を行っています。昨年は天候にも恵まれ、予定していた15の部活動全てで実施することができ、195人の6年生が参加しました。中には、3つの部活動を体験した児童もいます。始めは緊張していた6年生も、慣れてくると笑顔で楽しそうに活動していました。参加した6年生からは、「中学校へ入学して、早く部活動がやりたい」との声が多く聞かれました。