広報あぐい

2018.05.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト ~全国へ発信(232)~

3月に園を送り出した年長児の担任など、幼稚園・保育園の教員や保育士が小学校へ出掛け、1年生の学校生活の様子を見たり、学習の補助をしたりしました。

授業後には園と小学校との情報交換や意見交換を行い、保育士や教員の相互理解を図り、連携を深めることができました。

昨年度、阿久比町の小中学校に転任した教員や初任者(小学校15人、中学校10人)が1日または2日、町内の幼稚園・保育園で一日体験研修をしました。参加した教員にとって、子ども一人一人の様子に応じた配慮や手厚い支援、子どもの様子を把握した活躍の場づくり、保護者と情報交換をする時間の確保など、多種多様な環境を用意し、その活動の中で力を伸ばしていく幼稚園や保育園の指導の方法が参考になりました。そして、何より、先生方の子どもに寄り添う姿勢が「笑顔と成長」を生んでいることが分かったようです。

東部小「みんなで歌おう音楽劇、作って遊ぼう」 英比小「あきのフェスティバル」
草木小「ペアで授業体験」 南部小「学習発表(群読、合奏、体育)」

町内8つの幼稚園・保育園の年長児が各小学校へ行き、1年生と交流する「町一斉幼保小交流会」を行いました。この交流会は、年長児が入学前に小学1年生との交流を行うことで、入学に対する期待を膨らませることをねらいとしています。

どの小学校も工夫を凝らし、年長児も1年生児童も共に楽しいひとときを過ごしました。小学校の教室で机や椅子に座るなどをした取り組みでは、実際の小学校の生活がイメージできました。大変充実した活動により、小学校へ行くことが楽しみになった年長児が多くいました。また、園に帰ってから園児が児童のまねをして玩具を作るなどの成長が見られました。1年生が「お兄さん、お姉さん」という気持ちで接する姿が見られ、成長を感じることができました。

今年度も11月2日に実施する予定です。