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2017.12.01


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安全で住みよいまちづくり 防災への意識改革 Vol.298

□問い合わせ先 防災交通課 TEL (48)1111(内1210)

突然の地震に襲われて、自分や家族が“けが”をしたら、どうなるでしょうか。けがを負うと、その後の避難行動や地域の一員としての役割(共助)など全てに支障が生じます。地震発生時にけがをするかどうかは、揺れ始めから3秒間の行動で決まると言われています。

皆さんの家庭内(室内)を見渡して、潜む危険性を考えてみましょう。家庭内でけがをしないための予防策は「家具の固定と配置」と「家族全員の行動ルール」です。

 家具の固定と配置 ■■■■■■■■■■■■■
室内にある全ての家具が固定され、ガラスに飛散防止フィルムが張られていることが理想です。固定できない家具がある場合は、どの向きにどの位置まで転倒するか(被害に遭うか)を考えます。
地震が就寝中に発生することも考えられるので、もし転倒が心配される位置で就寝している場合は、家具の配置を変えるか、就寝位置を変えましょう。
家族全員で、それぞれの部屋の中で、危険な場所、安全な場所はどこかを認識しましょう。室内に必ず1カ所は安全な場所を作ることが大切です。また、避難経路を確保するためには、倒れた家具でドアがふさがらないように配置を工夫してください。
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、ピアノ、照明器具などについても凶器とならないように、転倒防止や落下防止の対策をとりましょう。
 家族全員の行動ルール ■■■■■■■■■■■
揺れに気付いたら、身を低くし、テーブルなどの下に隠れて、頭、体を守り、揺れが収まるまでじっと待ちます。身を守るために効果的なのは「周囲をよく見る」「落下物から離れる」「低い姿勢をとって頭を守る」ことです。
揺れているときは、お互いに声を掛け合い、安全な場所にいることを確認し、無理な行動は控えましょう。子どもやお年寄りにも「室内の安全な場所」を教えておくことが大切です。

「家庭でできる地震対策」については、愛知県のホームページ(http://www.pref.aichi.jp/bousai/katei/index.html)で公開されています。日ごろの地震対策の参考にしてください。