フリーアナウンサーとして活躍する福澤朗さんを迎えた「第31回町民講座」がアグピアホールで行われ、約330人が熱心に話を聞きました。福澤さんは、日本の教育には話し方を教えるカリキュラムが少ないという問題に触れ、自身の経験から生み出した話し方や相手に思いを伝えるこつを紹介しました。

福澤さんは参加者と一緒に例文を復唱しながら、高い音や大きい音、間の効用などを伝え「自分らしい言葉を使った会話を心掛けてほしい」と呼び掛けました。参加者は「分かりやすく、良い内容だった。参加型で楽しめた」と満足そうでした。

「凧づくり指導者講習会」が中央公民館で行われ、各地区で子どもたちに凧あげ大会で使う小凧の作り方を教える自治会や子ども会のメンバーが、阿久比凧の会の会員から凧づくりを学びました。

参加者は慣れない凧づくりに苦戦しながらも、作り方の手順やポイントを熱心にノートにまとめたり、ビデオカメラで動画を撮影したりしながら、今後自分の地区で行う凧づくりに備えていました。参加者は「糸の張り方が難しかったので、もう一度勉強しないと子どもに教えられないと思った。説明が分かりやすく、勉強になった」と話しました。

町立図書館では読書週間（10月27日～11月9日）にちなみ、小学生が図書館の仕事を体験する「あなたも図書館司書」が行われ、町内の4～6年生の児童12人が参加しました。児童らは、図書の貸し出しや返却を行う窓口業務や、返却された本を元の棚に戻す作業など、さまざまな図書館の仕事を体験しました。

東部保育園で半田市を拠点に活動する「ママブラスおひさまハーモニー」を招いた演奏会が行われ、園児109人が童謡やアニメソングなどの演奏を楽しみました。音楽が大好きな園児たちは知っている曲があると、演奏に合わせて歌ったり、手をたたいたり、踊ったりして大いに盛り上がっていました。