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2017.10.01


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行政評価を行いました

□問い合わせ先 政策協働課企画政策係 TEL (48)1111(内1310・1311)

行政評価とは

行政評価とは、「行政の行っているさまざまな仕事が、その費用に見合うだけの効果(成果)を出しているか」、「無駄や重複している部分はないか」などといった視点から行政の仕事を見直し、行政の進め方を改善していく取り組みです。

目標を明確にして客観的な評価を行うことで、住民ニーズに対応したより良いサービスを効果的・効率的に提供することができ、その評価結果に基づく改善を次年度以降の計画、事業に反映させていきます。

行政評価の目的

阿久比町では、次に掲げる3つの目的に重点を置いて行政評価を行っています。

(1)施策、事務事業の改善・改革
担当職員の客観的な評価による改善・改革の提案と、事務事業の組み合わせとしての施策の方向性を明確にすることで、計画・実施・評価・改善につなげていきます。
(2)職員の意識改革と政策形成能力の向上
それぞれの事業を目的から見直し、評価することにより、目的意識、成果意識、コスト意識といった職員の意識改革を図り、また評価システムを継続的に運用することにより、職員の政策形成能力の向上を図ります。
(3)住民への説明責任
行政サービスを提供したことにより、住民がどれだけ満足したかという成果の概念と、人件費を含めたコストと成果の関係を評価し、改善・改革を検討します。この結果を住民に公表することで、行政としての説明責任を果たしていきます。
評価対象事務事業数

平成28年度は181の事務事業評価を実施し、「拡充」、「改善」、「縮小」など施策の今後の方向性を判断しました。

今後の方向性 内容 件数
拡充 投入量(人・予算など)を増加し、事業を拡大もしくは重点化して実施することで、さらに大きな成果を上げる事業。 18
改善 投入量(人・予算など)はそのままで、事業手法などを見直すことにより、有効性や効率性などの改善を図る事業。 95
現状維持 投入量(人・予算など)と事業手法はそのままで、現在の成果を維持する事業。 66
縮小 投入量(人・予算など)を削減し、効率性を高める事業。社会環境変化などの行政需要に照らし、事業の縮小がやむを得ないと判断される事業。 0
事業統合 類似の目的や手法を持つ他の事務事業などと統合することにより、事業費の削減や効率化が図られる事業。 0
休止 ある一定の条件がそろうまで、その活動を一時的にやめる事業。 1
廃止・終了 社会環境変化などの行政需要に照らし、事業を廃止または終了する事業。 1
合計 181

「拡充」は「道路橋梁の維持管理事業」、「交通安全施設整備事業」、「放課後児童健全育成事業」、「介護保険事業」、「給食事務事業」など18事業あり、「休止」は「公共施設等総合管理計画策定事業」、「終了」は「新庁舎建設事業」です。

残り161の事務事業は「改善」または「現状維持」と評価しました。

施策の目的・目標、施策の評価、今後の方向性、事務事業の改善の方向性など、詳しい結果は政策協働課の窓口と町ホームページ(http://www.town.agui.lg.jp/ka/h28hyoka.html)で公表しています。

問い合わせ先
政策協働課企画政策係 TEL (48)1111(内1310・1311)