循環バス「アグピー号」本格運行の出発式が10月1日、勤労福祉センター（エスペランス丸山）正面玄関前で行われました。アグピー号は3年間の試行運行を終え、この日、町民にとって貴重な公共交通機関として新たな一歩をスタートしました。式典では、町長が「アグピー号の本格運行により、地域から地域へと人の輪が広がることを期待しています」と述べ、町議会議員や行政協力員、一般の参加者など約50人が見守る中、テープカットが行われました。式典の後、町長の合図とともに、2台のアグピー号が始発停留所へ向け出発しました。

アグピー号は、平成23年10月の試行運行スタートから広く町民から要望を聞き、利便性を高めるようルート変更やダイヤ改正を行ってきました。平成23年10月から平成26年9月まで3年間の試行運行で延べ18万人の皆さんにご利用いただきました。1日当たりにすると1年目は170人、2年目は210人、3年目は230人と利用者は増えています。おなじみになった「アグピー号」という愛称は、平成24年10月に、町民に親しんでもらえるよう柴田仁美さん（宮津団地）、今泉仁成さん（陽なたの丘）、相宗彩月さん（宮津団地）、天木梢さん（福住）からつけてもらいました。町民にとって身近な足として活躍するアグピー号をこれからもよろしくお願いします。