古い消火器の破裂による人身事故は平成13年度に全国で3件の死傷者を出す事故が発生し、その後の全国火災予防運動や町内各地区の初期消火訓練などで、消防署が事故防止を呼びかけてきました。
しかし、今年9月に大阪府、福岡県で腐食した消火器による破裂事故が相次いで発生しました。このような事故を防止するため、次の点に注意してください。
○設置場所のポイント
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水がかかる場所は避ける。 |
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湿気の多い場所は避ける。 |
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ストーブの近くなどの高温になる場所は避ける。 |
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地面や床に直接置かず、台に乗せる。 |
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風雨にさらされる屋外の場合は、格納箱などに入れる。 |
○点検のポイント
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消火器本体に、さびや腐食がないか。 |
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消火器本体にへこみや変形はないか。 |
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操作レバーが変形していないか。 |
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キャップが破損、変形していないか。 |
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ホースやノズルにひび割れ、詰まりはないか。 |
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圧力ゲージのあるものは、緑色の規定範囲内を指しているか。 |
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消火器に表示された有効使用期間が過ぎていないか。 |
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不要となった消火器は粗大ゴミや一般ごみとして出せません。消火器の処分方法は、消火器を購入した販売店や防災関係の商品を扱っている店舗、ホームセンター、ガソリンスタンド、プロパンガス販売店などの危険物取扱店などに相談し、持ち込んでいただくか、引き取りを依頼してください。
消火器の点検と廃棄処分に関する問い合わせは、半田消防署阿久比支署 TEL (47)0119までお願いします。 |