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2024.01.01·15


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新年のごあいさつ 阿久比町議会 議長 山本 恭久

あけましておめでとうございます。

皆さま方におかれましては、令和6年の輝かしい新春をご家族と共にお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。

平素は、阿久比町議会の運営に、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

昨年は、統一地方選挙が行われ、阿久比町議会も改選となり、議員の顔ぶれも新しくなりました。

その中で、私は、議員の皆さま方からご推挙いただき、議長という要職に就任させていただきました。身に余る光栄であり、この重責を痛感している次第です。まだまだ未熟者でございますが、阿久比町の発展と、円滑な議会運営のために、誠心誠意努力し精進してまいります。

令和5年を振り返ると、大きく二つの節目がございました。一つ目の節目は、新型コロナウイルス感染症が収束に向かったことです。

令和2年4月16日に国難ともいわれた新型コロナウイルス感染症の「緊急事態宣言」が発出され、3年後となる令和5年5月8日に、感染法上の位置付けが2類から5類に移行されました。これに伴って、社会活動の制限が大幅に緩和されて、コロナ禍前のように各種行事やイベントの再開、マスク着用の自由化など、アフターコロナへと大きく舵が切られました。

しかし、新たにインフルエンザなどの感染症も流行しており、医療機関や介護施設などでは、引き続きマスクの着用が促されていることから察すれば、私たちを取り巻く環境は、依然として予断を許さない状況下にあり、注視していかなければならないと思っております。

もう一つの節目は、令和5年1月1日に、町制70周年を迎えたことです。令和5年度は「笑顔でかける未来」をテーマに、さまざまな記念行事が行われています。それらを通して、町民の皆さま方と共にお祝いムードを満喫できたことは大変印象深く、私自身の歴史にも大きな1ページとなり、感謝を申し上げたいと思います。

迎えました令和6年は、“辰”年です。辰は、「力強さ」や「成功」を象徴しており、最も幸運で、最も繫栄し、前例のない機会に満ちていると言われていることから、新たな始まりやチャンスの年として期待されています。

そこから今年の思いを、「気魄一閃きはくいっせん」といたしました。

「気魄」は、何ものにも屈せず立ち向かっていく強い精神力、「一閃」は、ピカリと光ること。

選ばれて議員となったからには、住み続けたい町、よりよいまちづくりに向けて描いた抱負の実現や、多様化する住民ニーズに応えるべく様々な課題に向き合う姿勢と覚悟が必要だと考えます。そして、それらが日々の議員・議会活動に生かされなくてはなりません。

結びに、本町に生活拠点を置く皆さま方が、幸せを実感できる魅力あるまちづくりのため、的確に対応できる議会を今後も目指してまいります。

本年が皆さま方にとって最良の年となりますよう心からお祈りし、新年のあいさつといたします。