ペットボトルの収集量は年々増加傾向にあります。

町内で収集したペットボトルは、リサイクルできるものとできないものに選別します。リサイクルできるものは工場に売却し、溶かして再生され、化学繊維とフィルム・シートになります。化学繊維は、ユニフォームやスカーフ、ネクタイ、カーペット、風呂敷、マイバッグなどに、フィルム・シートは、クリアファイル・卵パック・いちごパックなどに生まれ変わり、皆さんの生活に役立っています。

また、売却益は、資源ごみを収集するときのコンテナを並べる費用、ペットボトルを選別する費用など、リサイクルを推進する事業の費用に充てられていますが、リサイクルできなかったものは、費用をかけて東部知多クリーンセンターで焼却処分されます。

資源ごみとして収集されたペットボトルでも、中身が入っている、汚れているなどの理由で8.7％はリサイクルされずに廃棄されています。燃えるごみ・プラスチック製容器包装（廃プラ）用収集袋に入れられているペットボトルまで含めると、相当量のペットボトルがリサイクルされずに廃棄されています。

最近、特に廃プラ用収集袋の中にペットボトルが混在しているのが目立ちます。ペットボトルは、ふたを外してラベルを剥がし、中をきれいにして資源ごみとして出してください。資源はしっかり分別し、無駄なくリサイクルするよう心掛けましょう。