春の火災予防運動が、全国で一斉に実施されます。

火災は、命や財産を奪う大変恐ろしいものです。空気が乾燥し、火災が発生しやすい季節ですので、十分な対策をしてください。家族や近所の助け合いを大切にして、みんなで声を掛け合って火災予防に取り組んでください。

令和2年中の知多中部管内（半田市、阿久比町、武豊町、東浦町）では、70件の火災が発生しました。火災による負傷者は3人、死者は0人です。

▽種別件数

昨年と比較して火災の件数は減少しましたが、少しの油断から火災は発生します。火気の取り扱いなど、十分注意してください。

▽出火原因

たき火や火入れが原因で発生した火災の多くは、風の影響で大きく燃え広がったり、周囲の枯れ草などに火の粉が飛んだりしたことで発生しています。空気が乾燥して風が強いときは、屋外での火の使用を控えてください。

放火は、「放火されない」「放火させない」ことが大切です。家の周囲を明るくし、不要な可燃物を置かない、物置や空き家には鍵を掛けるなど、放火されない環境づくりをしてください。

住宅用火災警報器は、火災をいち早く知らせる機器です。きちんと作動するように、日ごろの維持管理が大切です。

▽定期的に点検ボタンなどで、メッセージや警報音が鳴るか作動確認をしてください。鳴らない場合は、電池がきちんとセットされているかを確認し、それでも鳴らない場合は電池を交換してください。

▽機器には交換時期があります。おおむね10年たった機器は、本体を交換してください。

■問い合わせ先

知多中部広域事務組合消防本部予防課
　TEL (21)1491
　ホームページ　http://www.cac-net.ne.jp/~chitachu/