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2020.02.01


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幼・保・小・中 一貫教育プロジェクト ~全国へ発信(252)~

□問い合わせ先 学校教育課学校教育係 TEL (48)1111(内1230・1231)

町では、中学生海外家庭生活体験事業として、毎年、中学生をカナダに派遣しています。第25回目となる今回も、10人の生徒たちが8日間の海外家庭生活を体験してきました。参加した生徒たちは、あらかじめ研修テーマを設定し、現地での研修や調査結果を報告書にまとめています。今回はその報告書をもとに、日本とカナダの違いや彼らのカナダでの体験をお伝えします。

■問い合わせ先
学校教育課学校教育係 TEL (48)1111(内1230・1231)

(敬称略)

【神田澄和】

ホームステイは初めてでしたが、カナダのゲームを一緒にしたり、日本文化の紹介をしたりして、交流することができたので楽しかったです。ホストファミリーにきれいな湖や、教会、日本食レストランなどへ連れて行ってもらい、とても楽しい時間を過ごすことができました。海外派遣事業に参加して、カナダだけでなく、いろいろな国のことをさらに知りたいと思いました。

【竹内大翔】

街中にバスケットボールのゴールがあるなど、カナダは日本と比べるとかなりスポーツのしやすい環境になっていると感じ、うらやましいと思いました。カナダで人気のあるアイスホッケーやカナディアンフットボールは、どちらもアメリカでも人気のあるスポーツで、アメリカの影響を強く受けていると感じました。

【新海空翔】

僕は、ホームステイ中にカナダの多文化主義を感じました。海外派遣された僕たちのホストファミリーは、メキシコ、インド、台湾、香港、フィリピンなど、いろいろな国の出身の方たちで、各家庭では、それぞれの出身の国の料理を食べることができました。僕のホームステイ先の料理は、メキシコ料理でスパイシーな味付けが多かったです。普段いろいろな調味料を使っている日本食を食べていても、口に合わない料理もありました。普段の生活の中にも、多国籍な文化を感じることができました。

【平子陽太】

カナダにはさまざまな余暇の過ごし方があることを知りました。昼の時間が長いので、平日に仕事が終わった後、家族で遊びに行きます。休日は家で家族と過ごしたり、しっかり休んだりする人が多いです。僕が紹介した日本の伝統的な遊びのけん玉やコマを、現地の子どもたちは、とても楽しそうに遊んでくれました。

【關真菜】

カナダは移民大国のためさまざまな飲食店があり、食を楽しみながら生活することができる国だと思いました。ホストファミリーと一緒に生活することで家庭料理を食べることもできました。始めは英語がうまく伝わらず、黙り込むことが多かったのですが、少しずつ自分の伝えたいことが伝わるようになり、大きな達成感を得ることができました。

【新海友唯】

カナダの人はみんな思いやりがあって、面白い人がたくさんいました。ホストファミリーは、毎晩一緒に遊んでくれました。トランプで遊んだとき、世界共通のルールだと思っていた「スピード」にも違いがあることを知りました。どら焼きを紹介して一緒に作ったときは、「おいしい!赤ちゃんが大きくなったら作ってあげたい!」と言われて、とてもうれしかったです。

【杉浦花恵】

 言葉がうまく通じない中での生活にはとても不安がありましたが、ホストファミリーがゆっくり話してくれたことで、不安はすぐになくなり、海外生活を楽しむことができました。学校で習った英語を使って自分の意思が伝えられることはとても楽しく、英語で話せる言葉をこれからもっと増やしていきたいと思いました。

【大澤華澄】

カナダは、普段生活している町にも動物がたくさんいていいなと思いました。自然環境を守っている人たちの努力や工夫があるからこそ、町中でものびのびと暮らす野生動物を見ることができるのだと知りました。カナダの人たちが、雄大な自然を誇りに思っているからなのだと思いました。

【土井瑞希】

多くの人種が集まるカナダでは、多くの文化を受け入れてきて、音楽もそのうちの1つなのだと思います。音楽教育は、日本のようにリコーダーを全員が習うというものとは違い、自分の習いたい楽器が習えるので、意欲がわいてくると思いました。カナダには、音楽がとても身近にあって、心の支えの一つになっていると感じました。

【松村美羽】

ホストファミリーとの生活で、自分の思ったことをうまく伝えられないこともありましたが、ジェスチャーや紙に書いて、相手が理解してくれたときはとてもうれしかったです。英語がすらすら話せなくても、相手に伝えたい気持ちがあれば、伝わるのだと思いました。英語で話すことが楽しいと感じました。