本校は、「考える子　がんばる子　すなおな子」の校訓の下、「知・徳・体」の調和が取れ、心豊かに生きる力を身に付けた児童の育成を目指しています。子どもたちの合言葉は、「あたりまえをしっかりできる　草木っ子」。児童会ではこの合言葉を元に、次の実践目標をつくりました。

一、あいさつをしっかりしよう。

一、大きな声で返事をしよう。

一、丁寧な言葉遣いをしよう。

一、時間を守って行動しよう。

一、掃除をしっかりしよう。

一、友達と仲良くしよう。

これら6つのあたりまえを達成するために、児童会役員が戦隊ヒーローに扮し、より良い学校をつくろうと奮闘しています。あたりまえの化身「あいさつレッド」「はいブルー」「ですますピンク」「時間厳守オレンジ」「もくもくホワイト」「なかよしパープル」が、朝礼や大放課の時間に「あたりまえキャンペーン」を開催して呼び掛けたり、あいさつ運動に登場したりします。ほかの児童もヒーローを目指し、6つのあたりまえの実践に取り組んでいます。

本校は1地区1小学校という特徴もあり、地域の方が本校を「自分たちの学校」と考え、積極的に教育に関わっています。保護者、地域、学校が一体となり、児童の健全な成長を図ることを目的にさまざまな活動を行っています。実践活動の代表的なものは土曜学習です。土曜学習は、月に一度午前中に開催され、子どもたちの学びを支えています。前半は自学自習の時間で、保護者や地域の方が赤ペンママ・パパとして子どもたちの学習の支援をしています。後半は地域の方を講師に「押し花」「昔の遊び」「魚つかみ」「さつまいも料理」「デンソー阿久比製作所見学」「つまみ細工」「理科実験教室」「絵画」などさまざまな体験講座を行っています。学ぶ意欲に着目したこの取り組みは、子どもたちの伸びようとする気持ちや子どもたちに「できる・分かる喜び」を味わってもらうことを大切にしています。

今後も学校と家庭が手を取り合い、子どもたちの健やかな成長を促すとともに、地域とのつながりも大切にした取り組みを行います。