第179号 平成30年11月1日発行

一般質問 町政を問う > 小柳みゆき 議員

小柳みゆき 議員(佐和の会)

小柳みゆき 議員

東部小学校の今後

自由選択制は難しい


 平成32年度には、東部小学校の教室が足りなくなる。
 「休み時間(放課)や行事のたびに不便さ、窮屈さを感じているので何とかしてほしい。」との相談を受けている。
 陽なたの丘ができた当初から状況が大きく変化してきている。現状に見合った対応が必要ではないか。

問

 陽なたの丘ができた当初には、こういう問題が起きるのではないかという事は全く予想できなかったか。

答

 名鉄不動産の計画は、平成21年度146戸。
平成22年度80戸。
平成23年度150戸。
平成24年度50戸。
合計426戸。
 その後は未定で、5丁目以降の区画は4つの大きな区画しかなく、急速に住宅開発が進むことは全く予想できなかった。

問

 現状に合わせた対応がなされるべき。

答

 保育園の増築工事、廃園予定の保育園の復活、民間の保育園の定員増。民間保育園の開園など待機児童解消に努めてきた。
 小学校は、平成26年度に東部小学校に12教室の校舎を増築した。

問

 東部小学校の教室が足りなくなる事に対する改善策や解決策。

答

 地域におけるコミュニティ形成の必要性があり、地域づくりの観点からも、陽なたの丘を分断するような学区の変更や自由選択制は難しいと考えている。


学童保育(放課後児童クラブ)利用増加への対応

クラス単位の増設

 地区によっては学童保育(正式名、放課後児童クラブ)の受け入れに全く余裕がなく、小学生を持つ家庭からは。「途方に暮れている。今後どうなるか心配で困っている。」との相談があった。「『阿久比町は子育てしやすい町、子育てに協力的な環境が充実した町。』ということで阿久比町に転入したのに、これでは不安で仕方ない。」「子どもをもっと生みたいと思っていたが考えを改めないといけない」など子育てをめぐる不安や問題を抱える人は多い。

問

 放課後児童クラブを増設する予定はあるか。

答

 新たなクラブの増設予定はない。南部学区で1クラスの増設を予定。

問

 支援員の数が足りないと聞くが、教員や保育士の資格がある方を募集して支援員の研修を受けてもらうよう町で働きかけられないか。
 また、支援員が足りない分はボランティアで補うことはできないか。

答

 事業所より要望があれば広報等で広く募集を図る。支援員として、資格を有しないボランティアの方でも補助員はできる。

問

 放課後児童クラブを必要とする世代のピークは近く、喫緊の課題である。町が考える解決策。

答

 一時的なクラスの増設や定員の見直し、さらには、地域のボランティア団体等が行う見守り活動が事業として可能となるのかを研究する。


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