一般質問 町政を問う > 瀧塚 政明 議員
(済々会)
ブロック塀等撤去費補助事業
10月1日より補助事業を実施
平成30年6月18日に大阪府北部を震源域とした大地震が発生した。
この地震によりブロック塀が倒れ、登校途中の小学生が下敷きになり死亡する痛ましい事故の発生を受け、ブロック塀等の安全点検と危険なブロック塀等の撤去が求められている。
小中学校におけるブロック塀等の安全点検状況と今後の取り組み。
小中学校の敷地内には、今回の事故のようなブロック塀はなかった。
ブロック塀ではないが、南部小学校北東の石垣が、地震が発生した場合崩れ落ちる危険性があり、補修工事を行う必要がある。
石垣を改修するための設計委託料をこの9月議会にお願いしている。
幼稚園・保育園(民間保育園を含む)におけるブロック塀等の安全点検状況と今後の取り組み。
町立の幼稚園・保育園では、問題はない。
民間保育園では、東部保育園に危険なブロック塀があるため、早急に対応策を講じるよう指導を行った。
役場、公民館等公共施設におけるブロック塀等の安全点検状況と今後の取り組み。
公共施設の安全点検では、卯ノ山児童館のブロック塀が危険と判断し、本定例会に撤去工事費を計上して撤去を行う。
その他、役場、公民館等には危険なブロック塀等はない。
民間建築物のブロック塀等の安全点検状況と今後の取り組み。
各小学校区に「重点対策区域」を定め、通学路を中心に安全点検パトロールを実施した。
民間ブロック塀等撤去費補助事業創設の見込み。
今後の取り組みとして、10月1日より、ブロック塀等撤去費補助事業が実施できるよう準備を進めている。
小中学校、幼稚園、保育園の空調設備
特別教室への設置を推進
エアコン導入に至った経緯及びエアコンの稼働状況並びに導入評価。
地球温暖化など、熱中症による多くの患者が発生したことなどから、中学校から順次小学校にエアコンの設置を行い、平成28年度に全ての小中学校の普通教室にエアコンの設置ができた。
稼働状況は「阿久比町立小中学校空調設備運用指針」に基づき、夏は、6月20日から1学期終了までと、9月1日から9月30日、設定温度は28℃、冬は、12月1日から2学期終了日までと、3学期始業日から2月28日、設定温度は17℃、としている。
導入評価は、今年の猛暑において全国的に熱中症の問題が大きく取り上げられているなか、児童生徒が快適な環境下で、充実した学習が行われており、近隣市町からも高い評価をいただいている。
特別教室へのエアコン設置状況と今後の取り組み。
図書室、コンピュータ室には全学校にエアコンが設置済みで、その他の特別教室は、学校により設置や未設置がある。
今後の取り組みは、音が出て他の教室に影響の出る音楽室や火を使うことにより高温になる理科室への設置を考えている。
幼稚園・保育園のエアコン設置状況。
幼稚園・保育園(民間含む)の保育室等の全室に設置されている。
災害時に避難所として利用する体育館等へのエアコン設置の考え。
小中学校の体育館は、構造的に密閉性が低く、エアコンの効率が悪い。
大型の空調設備の設置には多額の費用や電気代等が掛かり、現在の学校体育館に設置することは難しい。
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