第178号 平成30年8月1日発行

一般質問 町政を問う > 久保 秋男 議員

久保 秋男 議員(済々会)

久保 秋男 議員

問 子どもを犯罪から守る対策と課題

答 学校・保護者・地域の協力体制


 子どもは自らの力で被害を回避するという能力に欠け、被害に遭うと子ども・保護者が受ける影響は非常に大きい。
 また社会に与える不安も大きいことから地域と行政が連携して、子どもが悲惨な犯罪に巻き込まれないような防犯対策は重要な課題である。

問

 学校内の防犯危機管理体制。

答

 各学校において危機管理マニュアルを定め、事件等が発生した場合、これに沿って対応する。

問

 児童・生徒に登下校中の防犯指導。

答

 知らない人についていかないことや、何かあったら大きな声を出し、「子ども110番の家」や、近くの家に逃げ込むなどの一般的なことの徹底や、「防犯ブザー」の使用などを指導している。

問

 学校と保護者間で防犯対策の共有化。

答

 子どもの安全対策には学校と保護者の協力体制が不可欠で、常に学校と保護者が連絡を取るようにしている。
 また各学校の「安心メール」等で不審者情報や対策について情報の共有をしている。

問

 学校・PTA・地域と連携した防犯対策。

答

 子どもの安全・安心のため、各学校ではPTAや地域のボランティアによる「子ども見守り隊」に登録をお願いし、子どもの登下校での見守りを行っている。

問

 下校後・休日での防犯指導。

答

 携帯電話、スマートフォン、携帯ゲーム機、パソコンにより、知らない人と繋がったりして犯罪に巻き込まれないよう、正しい使い方の指導をしている。

問

 遊び場や大人の目が届かない死角となる場所の把握。

答

 各学校では、毎年、学校区内の危険個所、通学路の安全点検及び街頭指導を行っている。

問

 町・学校・保護者・警察との連携体制。

答

 阿久比町小・中・高等学校生徒指導推進連絡協議会で、教育委員会、各学校、PTA、保護司会、青少年健全育成地区推進員連絡協議会、少年補導員、民生児童委員、半田警察署がそれぞれの情報を共有し、子どもの安全対策に努めている。

問

 学区別の見守り活動内容。

答

 平成29年度の各学区での子ども見守り隊の登録者は、東部学区58人、英比学区15人、草木学区39人、南部学区29人、合計141人が子ども見守り隊として登下校中の児童生徒の安全確保のため活動している。

問

  地域青色防犯パトロール隊と子ども見守り活動との連携。

答

 青色防犯パトロールは、夕方から夜間にかけてのパトロール活動が中心になっていると聞いており、学校の登下校にパトロール活動が出来るかにつきましては、各地区と相談していきたい。

問

 子ども見守り活動には地域・団体・事業所の協力が必要、その支援策。

答

 本年度、住民税1%町民予算枠制度により、「見守り隊ベスト」を購入し、各学校から配布する。

問

 子どもの安全確保するための実施すべき課題。

答

 下校時における見守り隊の人数が少ないので、見守り隊に参加していただける方が増える活動等を考えていく必要がある。

問

 地域住民の支えあいや助け合いに頼ることは重要だが、町が取り組んでいる防犯施策。

答

 犯罪抑止に効果のある防犯カメラを昨年度末までに70基設置しており、今年度は、児童館、東部放課後児童クラブ、英比保育園、ほくぶ幼稚園など8基の防犯カメラを設置する。


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