第178号 平成30年8月1日発行

一般質問 町政を問う > 瀧塚 政明 議員

瀧塚 政明 議員(済々会)

瀧塚 政明 議員

問 町道の整備・適正管理

答 計画的に整備を進める


 道路は町民の日常生活や社会活動を支える最も基礎的な社会資本であり、極めて多面的な機能を持っている。
 住み続けたい快適なまちづくりのため町道の整備及び適正管理は欠かせない。

問

 道路改良率65.55%は近隣市町と比較してどうなのか。

答

 5市5町の道路改良率の平均は61.53%で、本町は4.02ポイント上回っている。5町では本町が1位である。

問

 狭隘(きょうあい)道路の拡幅整備の状況と今後の見通し。

答

 平成29年度は10件の用地買取りを実施した。
 今後は、地区のご協力をいただき、路線での拡幅整備計画を検討する。

問

 道路改良用地の取得状況と今後の見通し。

答

 平成29年度は道路改良用地取得のため、3路線(町道105号線、2141号線、4035号線)9名の方から合計870.62㎡の用地を取得した。今後も地区からの要望やご協力により、計画的に進めていく。

問

 安全、安心な道路の適正管理への取り組み状況と今後の見通し。

答

 1・2級町道は道路舗装修繕計画により、橋梁は、5年毎に点検を実施し、橋梁長寿命化修繕計画により、計画的に修繕を行っている。
 その他郵便局職員や町職員のパトロールも行っている。今後も適正な道路管理に努める。

問

 道路への樹木等の張り出し対策と今後の取り組み。

答

 地区等からの連絡により、現地確認の上、土地所有者に文書で通知している。
 今後は、地区の協力により、路線を選定し、路線単位で樹木所有者への通知を検討したい。

問

 町南部の権現山と西狐谷池周辺を拠点とするウォーキングコースの整備状況。

答

 本計画は、「阿久比町まち・ひと・しごと創生総合戦略」に記載はあるが、計画期間内の実施は難しい状況である。
 実施に向け、地元の協力をいただき、調査研究を進める。


問 都市計画税の見直し

答 見直しの予定はない

 都市計画税は、都市計画事業又は土地区画整理事業に要する費用に充てるため、市街化区域内に所在する土地及び家屋に対し、その課税標準額に0.3%を上限に課税することができる使途限定の目的税である。

問

 過去10年間の都市計画税の徴収額及び使途の状況。

答

 過去10年間の都市計画税の収入額は27億2,089万円で、道路整備に係る地方債償還額・公園事業・土地区画整理事業・下水道事業へ充当した。

問

 本年度の充当事業の見込み。

答

 都市計画税の収入見込み額は2億8,771万4千円で、道路整備に係る地方債償還額・下水道事業へ充当予定である。

問

 税率を引き下げる考え。

答

 下水道事業の平成30年度末の地方債未償還残高は36億1,486万円あり、今後の都市計画事業等の推進を考えると、都市計画税の税率を引き下げる予定はない。

問

 都市計画基金への積み立て予定。

答

 下水道事業の地方債未償還額が約36億円あり、厳しい町財政の現状から、基金へ積み立てる余裕はないと考える。


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