第162号 平成26年7月15日発行

一般質問 町政を問う > 三留 享 議員

三留 享 議員

三留 享 議員

問 学校給食の現状と今後

答 改修か更新を検討


問

 半田・武豊・阿久比による広域学校給食センター構想が断念された。
 検討経緯と断念の理由、本町への影響。

答

 広域化について、担当部局会を4回、副市町長及び市町長の協議を行った。
 広域化の意義や建設費の削減など大きなメリットは認めるが、用地確保や運営経費の負担割合などの点で隔たりがあり、協議を終了した。
 施設の改修か、新しい学校給食センターの建設かの方向を検討していく。

問

 食育教育の目的と実行面のポイント。

答

 食事の重要性、食事の喜び、楽しさを理解するなどが目的である。幼保小中一貫教育に食育が位置付けられ、阿久比町食育推進計画を基に進める。

問

 本町の学校給食体制における「設備」「人材確保」等の問題点と今後の方針。

答

 施設及び設備の改修及び更新が必要で、職員の増員が必要であれば確保に努める。


問 道徳教育の教科化

答 豊かな心の育成

 本年2月、文部科学大臣は中央教育審議会に対し、道徳教育の教科化に伴う指導要領の改訂と教員養成などを諮問した。
 順調に行けば、来年4月から教科化がスタートする。

問

 道徳教育の経緯と現状。

答

 平成20年度改訂の学習指導要領では「生きる力」を育むために、確かな学力とともに豊かな心の育成を重視し、道徳教育は学校教育全体で行うものと位置付けている。
 道徳教育の要になる「道徳の時間」は、週1時間、年間35時間が教育課程で定められている。

問

 従来の「道徳の時間」と「教科としての道徳」の相違。

答

 平成26年2月17日に、文部科学省から中央教育審議会に諮問されましたが、未だ、「道徳の目標」と「道徳の時間の目標」の見直しや関係、重視すべき内容や方法などが示されていない。

問

 本町の準備状況。

答

 文部科学省の意向が未だに示されていないが、国が配付した「私たちの道徳」が教科書になっても、「明るい心」等の資料を以前から研究・活用してきた教員にとっては、十分に対応できると考えている。